2回目の挑戦となるリアル脱出ゲーム「終わらない学級会からの脱出」に参加してきました。
回を重ねるごとに人気が出ているリアル脱出ゲーム。
気合を入れてチケットをゲットしましたよ。
場所は前回と同じ、世田谷ものづくり学校。
相変わらずのゴツゴツした感じのクリエイティブな雰囲気がステキでしたが、
前に見た、木工所のミラーボールがなくなっていたのが残念でした。
そんなIIDの入口の受付。
受付で渡されるゲスト用の入館証は、前回のときはさりげなく謎解きの道具の一つでしたが、
今回は6種類の絵が書かれたものを渡されます。
あからさまにあやしい。
そして、一緒に来た人とはあえてバラバラの絵を渡されます。
ますますあやしい。

今回の会場(次回公演のための設営中)
会場に入ると机が6班分。
前の黒板に書いてあるとおり座るように指示されます。
つまり、今回は班ごとに分かれたチーム戦。
一緒に来た人とは基本的に別チームになるので、一人で来た人も安心です。
ゲームが始まる前に、まずはスタッフからゲームの説明。
一番大きいのは、チーム戦になったことで今までの脱出ゲームからルールが変更になったこと。
基本的に、教室の中にあるものを動かしてはダメなことになりました。
動かしたら他のチームの人が見えなくなっちゃうからね。
だから、ゲームの進行は、先生から配られるプリントの謎を、
それぞれのチームで解いていくのが中心になっていきます。
前回までの、教室中の謎を見つけて、集めて、組み合わせて・・・みたいな、
ダイナミックな動きはなくなりました。
だけど、時々なるチャイムには全員そろって「起立、礼、着席」をしなければいけません。
また、途中で取り返しのつかない大事件が起き、それは教室内全員で謎に立ち向かわなければいけません。
スタッフからの説明は、「机の上に乗らないでください」という安全上の注意や、ゲームは
- チームごとに配られるプリントの課題を解く
- 時間内にプリントを先生に提出。
- 課題が正解なら、アイテムがもらえることがある
という進行となることなどの中に、
ゲーム本編の重要なヒントも混じっていたりします。
面白いジョークをノンキに笑っているような私はそこらへんに気がつかなかったり。
説明が終わるとチャイムとともに教室の先生が登場し、「終わらない学級会」の始まりです。
一班の人数はだいたい6人。
私のチームは脱出ゲーム初参加の人が多かったのですが、
最初からみんな打ちとけ、いい雰囲気。
が、ゲームを始めていきなり何の課題も解けない、というつまづき。
周りのチームはなんだかいろいろ進んでいる様子がちらほら見受けられます。
私たちのチームも、たくさんの情報は得ているのですが、
どれも完成までのピースがひとつづづ足りない。焦る。
他のチームの応援を頼むことも、自分たちのプライドが許せば(笑)、許されるので、
他のチームに聞いてみるのですが、みんなはっきりとは言ってくれない(笑)。
悩んでいるところでスタッフからヒント。
一番最初に解ける謎の存在自体を見逃していたのでした。
この課題が解けないと、アイテムがもらえず、次に進めないのでした。
その後のチーム別の謎ときの様子は・・・
書いてもあんまり面白くないんだよね。
各チームごとにプリントとにらめっこして謎を解決するという感じで、動きがあんまりないし。
ただ、6人という人数で謎を解くので、
前回に比べて「謎ときに参加している感」は強いです。
あと、謎ときの全体像がつかみやすい。
私は計算問題と、目の前に道具が並べられた時に「こうやって使うんだ!」というひらめきでは貢献できました。
逆に伏線回集系の謎は苦手です。
ゲームが始まって時間が半分すぎたところで、展開が大きく動きます。
終わらない学級会にやってくる転校生。
ところが、転校生は何が気に入らなかったのか、
突然先生を撃ち殺してしまいます。
なんてこと!
私たちの班はやっと本格的に謎が解けて、プリントを提出したところだったというのに
その報酬であるアイテムの引き渡しをする前に先生に死なれてしまっては、
アイテムが全然もらえず、謎も解けないままになってしまいます。
・・・
いやいや、問題はそこではなく、
突然の不幸に見舞われてしまった先生を、なんとか助けださなくてはいけません。
先生も助かりたい一心で、ダイイング・メッセージを残していることだし。
私たちのクラスには暴れん坊さんがいたので、先生をいじり倒してダイイング・メッセージがわかんなくなってたけど・・・( ̄ー ̄;
ゲーム最初に配られた招待状には、「五嶽真形図」というアイテムを使えば時間を戻すことができる、と書いてありました。
実はこの「五嶽真形図」は、この脱出ゲームとコラボ企画となっている「千里伝」というファンタンジー小説に出てくる重要アイテムだったりします。
脱出ゲームは「日常の延長の不可思議」、「千里伝」は唐代中国を舞台にしたファンタジー・・・と、
「コラボ企画」とはいえ、どうやって両者を絡めるつもりなんだろう?と疑問だったのですが、
脱出ゲームの方はなんとか努力して絡めてましたね。
(一番最後の謎も「ファンタジー」だったし)
一方、「千里伝」の方はまったく絡んでないのが残念でした。
作品を作った後から決まったプロモーション企画なんでしょうが、
脱出ゲーム主催者側の
小説が物語を語り、空間ゲームが現実を物語に書き換え、それがリンクした時に僕は、きちんと現実こそが豊かになると信じています。
という文句が気にいって、単行本の「千里伝」の購入もした私にとっては残念でした。
「五嶽真形図」はどこだ?と、クラス全員が疑問に思いつつ、
それまであんまり全員で行動してなかったから全体のまとまりがとれないし、
暴れん坊さんはダイイング・メッセージを隠しちゃうしで、
なかなか正解にたどり着けないところで、再びスタッフからヒント。
(ここであんまり長い時間つまずいているとクラス全員の謎解きが停滞するので、このヒントは早めに出てきました。)
で、無事に「五嶽真形図」を見つけ、クラス全員で「時よ戻れ!」と祈ると、
先生は時を転校生を連れてくる前まで巻き戻します。
・・・あ!戻したはいいけど、このまままじゃまた撃たれちゃう。
どうやって転校生の凶弾から先生を守るんだ!?
オロオロしている間に、クラスの一人が「入館証だ!」とひらめいたので、
私なんかはわけもわからないまま入館証を先生にあげる。
途中で他の班の人から正解を聞きました。
思いついた人、すごいなあ。
みんなの祈りと一人の天才のおかげで先生は悲劇の運命の輪から抜け出し、
我々にアイテムを届けてくれました。
このあたり、ゲームが劇的に動いて興奮しました。
展開にメリハリをつけるゲームメイクの工夫なのでしょう。
この調子で最後まで〜、と思ったけど、
残念ながら私たちの班は脱出失敗。
一番最後の謎が解けませんでした。
クラスの中では1チームだけ脱出成功。
このときの演出はウマかった。
この脱出ゲーム、オフィシャルサイトの紹介文が
チャイムが鳴る。起立、礼、着席。教師が話し出す。配られるプリント。
いつもの風景。しかしなぜだろう。さっきも同じことがあった気がする。
終わらない学級会が繰り返されている。
ここをなんとかして抜け出さなくてはならない。
なんだけど、
脱出のための答えは「起立するな」だったのでした。
そっか〜。謎ときに夢中になって気がついてなかったけど、
ゲーム中に繰り返される、「起立、礼、着席」→配られるプリント、は終わらない学級会であり、
繰返しをやめないと終わらない学級会から脱出できないんだね。
きちんと回収された伏線に納得。満足。
そして、今回も脱出できなかったことが悔しい。
ゲームが終わった後は記念写真を撮って、
この日は「リアル脱出ゲーム カフェ・パーティー」もあったので、
脱出ゲームの参加者と感動を共有するため、ちょこっと参加しました。
やっぱり、今回のチーム戦には賛否両論みたい。
少人数にすることで、謎ときに参加できない人をなくしたり、一人ひとりがより全体像を把握できるようにはなるんだけど、
ゲーム自体の動きにダイナミックさがなくなるので、「つまらなくなった」という感想を持った人もいたみたいです。
確かに、前回の脱出ゲームとか、今回の先生を助けるところとか、
実際にモノが動いて人が動いて、みんなで謎を解いていく爽快感は非日常的で、このイベントの醍醐味の一つです。
それがなくなったのは惜しい・・・。
一番いいのは、少人数で前回までの脱出ゲームを遊ぶことなんでしょうが、
それは興行的に厳しいしね。
だけど、今の方式でも楽しいので、次回の脱出ゲーム
「廃倉庫からの脱出」も絶対に参加します。
超楽しみ。