2011年12月18日

年賀状の写真選び

例年、年賀状は「来た人に返す」という不義理ぶりを発揮しているのですが、
今年はお正月に出かけるし、引っ越したしということで、
早めに準備しています。


そこで問題になるのが写真。
ここ数年、一般受けするイルカの写真を使っていたのですが、
今年は御蔵島行っていないんだよね(来年は行きたいな)。
小笠原も台風で流れちゃったし(来年リベンジだ!)

ということで、今年のダイビングの写真、
そして、せっかくだからニューフェイスのXZ-1で撮った写真からセレクトしたい。

しかし、まだ奄美大島の写真は整理できていないので・・・(←おい)、
八丈島の写真をひっくり返して見ていました。


八丈島では天候に恵まれ、ずっとナズマドで潜ってました。
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ハゼ好きとしては、八重根でもよかったんだけど・・・。
結局、八重根は最後の一本しか潜らず、
フリソデエビは撮れませんでした(撮ってたら年賀状の候補だった)。


八丈ブルーの海はワイドも撮りやすかったです。
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(これはマリンスノーが入ったね)

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(あまり狙わずに撮ったらキレイだったんだけど、なんだろう?)


第一候補のポンポンガニ(ヒメキンチャクガニ)
体が紅白だし、ポンポン持っているから「ガンバレ日本」にもよかったんだけど、
数年前に使った記憶があるのでボツ。
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結局、不本意ながらピンボケのピグミーシーホースにしました。
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結構浅いところ(20mぐらい)にいたんだけど、
潮通しがよかったので、ウチワが揺れて揺れて大変でした。
でも、生物っぽく見えるように撮れたのは初めてかも。
辰年の今しか使う時がなかろうと、ピンボケには目をつぶって決定。


個人的には↓の人たちも好きなんだけど、一般受けはしないわな。
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ピグミーも、受けるかと言われれば微妙だけど。

posted by ひんべえ at 16:52| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

They say it was in India

母のおともでインド旅行に行ってきました。
「なんでインドなんか行くの?」とたくさん聞かれたけど、私は知らない。
ただ、「インドははまる人ははまるし、イヤな人は二度と行きたくないと言う」と言われるのには納得。
どちらかというと、人混みが苦手な私は後者。
圧倒的な人間と動物の物量と迫力と、その他もろもろに気押されて帰ってきました。


母と一緒の旅行なので、今回はツアーもツアーを利用。
食事まで全部ついている自由行動なしのプランでした。
6日間でタージマハルとガンジス河を見るという、忙しい日程。
インド旅行にしては短い日程だったけど、お腹を壊さず無事に帰ってくるには、
これぐらいが限界だったかな・・・。


初日はデリーの空港に到着して、そのままホテルへ行くだけで終了。
早速、現地ガイドさんから、
「毎日バナナを食べればお腹を壊さない」
「インドの水は絶対だめ。歯磨きにも使ってはダメ。生野菜もダメ。フルーツはカットしていないものだけ」
との注意を受けました。

彼はそのほかにも「夜にラッシー飲むと風邪をひく」とか、食べ物には結構うるさかった。
医食同源のカレーの国、インドらしいといえばインドらしいか。

次の日は朝早く起きて、クトゥ・ミナールへ。

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朝が早すぎたおかげで他に人がなく、物売りもいないので快適に観光できました。


そのあと、国内線に乗って仏教の聖地サルナートへ。
昨年デリーに新しい空港が誕生してから、航空機の遅れは少なくなったとガイドさんが言っていたけど、
その言葉どおり、飛行機は定刻で出発。インドなのに。

信心深いスリランカ人により、お釈迦様が初めて説法をした地に建てられた寺院。
お寺の建物は新しいから特筆すべき点はないけど、日本人画家による壁画が有名。
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仏教の聖地ということで、しっかりお祈りしてきました。
考古学博物館では、奥にあった「初転法輪像」が本当に美しくて、
有名なアショーカ王石柱柱頭部より印象に残りました。
見る角度によって、微笑んでいるようだったり悲しんでいるようだったり。
顔立ちは町でよく見るインド人のそれだったので、
そんなところで、仏教はインドから生まれたのだな、と実感したのでした。


そしてさらに、この日はヒンズー教の聖地ガンジス河へ。

ガンジス河付近は道が狭く、車が入れません。
ということで、ドキドキインド待ち歩きです。

今まではただ車の中から眺めておびえていただけだったのに。
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ガイドさんとはぐれないように頑張って移動。

当然のごとく牛もいる。
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朝歩いた時、道路ですごい勢いで吠えてて、現地の人も距離をとっていたのが怖かった。
インドで、牛に襲われる人っていないのだろうか・・・。

動画を撮ってみた。



この日の夕方にガンジス河に行ったのは、ヒンズー教の儀式「プージャ」を見るためだったのですが、
雨季によりガンジス河が増水、ガート(沐浴場)の階段が河の中に沈んでしまい、イメージとは違うガンジス河のほとり。

道路からすぐガンジス。川沿いのガートは全部水の中。
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↑願い事をしてガンジス河に流すというお供え物。
願いがかなったらお礼まいりをしなければならないとのことだったので、流さず。

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ガートが水に沈んだので、上の台で儀式をするんだけど、見えない・・・。
でも人は集まる。

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プージャが始まるのを待っている間、額に赤い染料をつけてまわっている人。せっかくだからつけてもらった。

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ずっと待ってた儀式がやっと始まったけど、やっぱり見えない・・・。

イメージしていたガンジス河の風景と違うので、とぼとぼと帰る。
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しかし人が多いので油断ならない。


次の日の朝、早起きしてもう一回ガンジス河へ。
本来の予定は、ガンジス河でボートに乗りながら沐浴風景を見ることだったのですが、
ガンジス河の水位が高すぎてボート出ず。

ガンジス河の朝日を撮った動画でもわかりますが、
ガンジス河流れ早すぎ。
沐浴危険。流されちゃうよ。

ということで、前日と同じような河のほとりで、しばらく沐浴を見学。
雨季でなければ大勢が沐浴しているものらしい。
雨季は流れがない、端のほうでしか沐浴できないから、人数が少なかったけど、
みんな器用に服を脱ぐ(学校のプールの時間みたい)のを感心して眺めてました。

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そして、ガンジス河近くの路上のチャイ屋で、「ミルクだけ」という特別オーダーでチャイを飲む。
おいしかった。インドで飲んだチャイで一番おいしかったかも。

ガンジス河観光の後は、ベナレスの町にあるシヴァ神のお寺を見学。
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信仰厚い寺院のようで、
建物に入るときに、敷居?に手をついたりするお祈りのマナーや、敷地内でヨガをしている人など、
遺跡と違って現地の信仰の一端を見た感じです。


観光が終わってしばらくだらだらした後、今回の旅の一番の難所と思われる、夜行列車でアグラまで移動。

駅についたら真っ暗だったのでビビりまくる。
なんか停電だったらしい。
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この列車に乗りました。
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寝台車に売りに来るチャイ屋。他もお弁当とか、いろいろ売りに来た。
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しかし、お弁当を食べた後の残りをどうするのかと、
同じく残りを持って歩いていたインド人についていったら、
車両の連結部分にぽいっとして、「ここだよ」と教えてくれた。
さすがインドクオリティ・・・(でも朝見たら一応片付いていた)。

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寝台はこんな感じ。疲れていたし、船でこういうのは慣れているのでぐっすり。

「インドの列車はしばしば遅れる」とガイドブックにも書いてあって、
どれだけ遅れるのだろうと思っていたんだけど、
意外にも到着は定刻通り。
ところが、下車前に「駅のホームが開いてない」という理由で1時間以上待たされる・・・。
ホームで何時間も待たされるよりはましだけどさ・・・。

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やっとこ駅に到着。


アグラは、なんといってもタージマハルで有名。

どどーん、と。
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あいにく曇り空で、「青空に輝くタージマハル」というわけにはいかず。

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タージマハルはまわりの門もゴージャスです。

この日は土曜日で、しかもヒンズー教もイスラム教もお祭りの期間だったらしく、
国内旅行を楽しむインド人が大勢タージマハルに来ていました。

なんか視線をかんじるな〜と思っていたんだけど、
どうやら、彼らは「タージマハルを見に来ている外国人」という写真を撮っている模様。
お祭りで田舎から出てきたインド人的に、まだまだ外人は珍しいらしい。

私も「写真撮ってくれ」みたいなことを言われたので、「シャッターを押して、という意味かな?」と思って「Yes」といったら、
並んで一緒に写ってくれと頼まれたらしく。
ただ、その様子を見ていた母が、私がインド人に取り囲まれたのを見て
「スリの集団だ!」
と血相を変えて飛んできて、その場から逃げてきてしまった。
彼らも苦笑いしてたけど、本当のところはどうだったのかな。

写真を撮るふりをしてスリをする集団もいるらしいからな。
でも、まわりのみんなを疑って歩くのは本当に疲れるな。

タージマハルの次は、ムガール帝国の城、アグラ城。

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天気のせいかもしれないけど、個人的にはこっちのほうが好み。

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ガイドさんが一生懸命「象の形」と言っていたけど、わからなかった。
象をデザインする、感覚が違うんかな。

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アグラ城から眺めるタージマハル

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真ん中の建物で王様が演説すると、庭中に響いたという謁見の間


この日のお昼ご飯は、ホテルの食堂ではなく街中のレストラン。
宮廷料理らしい。
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スパイス入りのラッシー。
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お昼ご飯を食べた後は、アクバル帝がほんの少しだけ遷都したファーテープル・シクリの観光。
ところが、ここで大雨。
ここまで幸いにも、雨らしい雨には降られていなかったのに・・・。
まあ、同じムガール王朝なので、作りはアグラ城に似てます。


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みんな雨宿り。インド人って傘を持たないのだろうか?
ここでも、観光中のインド人(格好はキレイ)の子どもにものをせがまれる。なんか悲しい。

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これはプライベート用の謁見室。
上で話している内容が、下の警備員などには聞こえない作りになっているそうだ。
それで警備と内緒話を両立していたらしい。
不思議。

ここでこの日の観光は終了。


最終日、アグラからデリーにバスで戻る。
途中、バスが動かなくなるというアクシデントに見舞われつつ・・・

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インドのバス。運転席と客席は完全にわかれている。

お土産屋にいけなくなったけど、何とか観光の時間は確保
フマユーン廟
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デリーの観光地にたくさんいたリス。
初日のクトゥ・ミナールでは寄ってきたのに、他の場所では全然ダメ。
クトゥ・ミナールのリスが特別に人懐っこいのか、朝早くて人が少ないのがよかったのか。



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やはり多いインド人観光客。
お祭りの時期だから女性はみんなキレイなサリーで着飾っていて、見ているだけでも楽しいです。
この時期に来て数少ない、いいこと。

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デリー市内。みんなボートで遊んでいるけど、その池せまくないか?


大盛況の遊園地。観覧車のスピードが速すぎる気がするけど・・・(観覧車じゃないの?)。

最初に着いたのはデリーだったけど、夜着いて朝早く出てしまい、町の雰囲気はわからず。
そのあと、ベナレス、アグラと見て、最後にデリーをゆっくり見てみると、
さすが首都。活気が違います。
お祭りで人出が多いから余計にそう感じたのかもしれないけど。

着飾った人が行きかう一方で、信号が赤のときに子どもに物乞いをさせる母親とか、
そういうのが増えたのもデリー。

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写真は、赤信号でとまった給水車のバルブを勝手に開けて水浴びをしている兄弟。
たくましいというかなんというか・・・。

言い出しっぺの母も「心身ともに最も疲れた旅」と言ったインド。
旅行に行ったのに写真に撮られたり、珍しい体験もいろいろしたけど、
旅行するには、こちら側のパワーも必要なところでした。
posted by ひんべえ at 00:26| 埼玉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月29日

SP-350の最後の仕事

7月のマリンダイビングフェアに行ったら、某店でSP-350が「名機」として売りに出されていて驚いたけど、
確かにSP-350は硬派ないい機械だった。

なぜ名前を付けなかったんだろう。
なんていういか、微妙な距離感があったのだな。
手ぶれ防止機能とかないし、書き込みスピード遅いし。
俺は俺の仕事をするからお前はお前の仕事をしろよ、と言われているような、
ずっとそんな感じでした。

そんなSP-350の最後のお仕事は阿嘉島。
写真を載せるのをすっかり忘れていたので、Picasaでどん。

ヤシャハゼダイブができて楽しかったです。
すっごい冷えたけど。

ストロボ買ってからサボっているので上達せず。
ヘボいのは相棒のせいではない。

オサレなお宿も素敵でした。

20110428_阿嘉島

posted by ひんべえ at 00:32| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東北ぐるり温泉旅その2 秋田・山の温泉

硫黄のにおいをまき散らしつつ、ナビ子にだまされたりしながら尾去沢鉱山へ移動。

ここは鉱山閉山後、「マインランド尾去沢」というテーマパークとして営業した後、
「史跡尾去沢鉱山」という渋い感じにリニューアルをしています。

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今でも鉱山付近はテーマパークっぽい。

まあ、日本で成功しているテーマパークってネズミの国ぐらいだと思うので、
鉱山という歴史を売りにすることにチェンジしたのはいいことじゃないかと思います。
それでもガラガラだったけど。
ネットで「ここはお昼が食べられそうだ」と思っていたのに、行ったら平日はレストラン休みだったし・・・。

観光坑道と産業遺産見学コースがありますが、まずは坑内を見学。

もともとは金山として知られた尾去沢鉱山、江戸時代から銅が発見され、明治以降は大規模な発掘が行われたそうです。
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坑内も、ところどころイルミネーションがあったりして、「マインランド」のころが偲ばれます。

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買ったばかりのxz-1の明るいレンズが本領発揮。
結構リアルな人形で、丁寧に掘り方などが説明されているので、
ゆっくり見ていると結構時間が必要です。


で、最後に売店があって、そこの売店で、我々の目的である産業遺跡(いわゆる廃墟)の探索マップが150円で販売中。
テーマパークだけあって、比較的積極的に廃墟を売り出しているわけです。
(松尾鉱山は完全にただうち棄てるのみだった)

この日の廃墟は、軍艦島や松尾鉱山のような「鉱員のための街、住宅」ではなく、選鉱所跡などがメインです。
買ったマップの距離感がつかめなかったんだけど、
選鉱所なわけだから、鉱山のすぐ近くに、どどーんと(地図を見ると遠そうに見えた)

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住宅と違って工場だからか、保存状態はよく残っている感じがします。

住宅のほうも残っているんだけど、松尾鉱山と違って引き続き人が住んでいるので、
あまり数は残っていません。

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というか、この住宅を見た後、隣にも似たようなのがあったから「これもか」と思ったら、
そっちは現役だったり・・・。

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昔の関所(脱走者でも見張っていたのでしょうか)も、今はバス停として使われています。


で、地図を片手に車でまわるのですが、どうも、お目当ての製錬所跡に一番近づくための道が、
普通の企業(三菱なんとか)の敷地の中の道(砂利道)のような気がする。
山の中だから迷うほどの道はないはずなんだけど、
会社の敷地に入ってもいいのかなあ・・・と、迷いながらも侵入し、
地図を片手に事務所の人を捕まえて「この道ってここであってますか?」とこちらから聞いて、不審者ではないアピール。

結局あっていたみたいで、製錬所跡におもいっきり近づけました。

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下は荷物置きにつかっているようです。

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一番大きくて一番近づけた廃墟かもしれないな〜。
ゆっくり見た後、この日のお宿の乳頭温泉鶴の湯へ。
思ったより時間がかかって、日が沈む前に着きたい〜、急げ〜、と頑張り、
県道からはずれて鶴の湯までの道が、またもや砂利道でびくびくしながら、何とか到着。

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時代劇のセット見たい。ミニチュア宿場町みたいな鶴の湯温泉。
日帰り入浴もできるけど、超混雑するそうです。
3時以降は宿泊客だけなので、静か。

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囲炉裏付きの本陣に泊りたかったけど、今回は日程も長いので贅沢は自重。

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こっちに泊まったけど、こっちもかなり湯治の風情があっていい感じ。

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お風呂も広い露天風呂があって、ぬるめの乳白色のお湯でゆっくりできました。
星もキレイだった。
混浴露天風呂に入る勇気はなかったけど・・・

夕飯は素朴な山の料理。
運よく、囲炉裏の目の前の席。

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まんがにほん昔話みたい。テンションあがった。
外の景色といい、本当に昔話の世界に入り込んでしまったよう。

ものすごく豪華なお食事、というわけではないけど、素朴でおいしく、
特に、この写真に出ている山の芋鍋が地味ぶかくて最高!
「どんどんおかわりしてくださいね」といわれ、バクバク食べてしまったので、
最後は満腹でゲフーでした。


鶴の湯温泉は、玉川温泉とはまた違う素朴さで、
玉川温泉は、本当に「湯治」一本やりで、装飾は加えないけど古いものを残したりもしない、という感じ。
鶴の湯温泉は、旅人が秘湯に期待するものがさりげなく演出されている素朴さ、という感じかな。
文句なしに、この日の温泉のテーマは「山」でしょう。

今回は夕方着いて、朝には出発してしまったけど、そんなリズムで訪れるのはもったいない、
ゆっくり2泊ぐらいはしたいと思ってしまった。
(もっとも、日帰り客を受け入れている時間は、非常に混雑して雰囲気ぶち壊しらしいけど)
また鶴の湯温泉行きたいな〜。芋鍋が食べたいな〜。
posted by ひんべえ at 00:10| 埼玉 🌁 | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月28日

東北ぐるり温泉旅その1 秋田・治の温泉

今更ながら、夏休みの東北旅行の日記。
8月31日前には終わらせたいね(次の旅行に行っちゃうから)。
「ブログ」が久々すぎて、ログインの仕方から忘れてしまっていたのはご愛敬。

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夏休みは恒例の小笠原に行こうと思っていたのに、
マーゴン(台風6号)があり得ない進路で小笠原付近に陣取ってしまい、
おがさわら丸はあえなく欠航。

急きょ、台風の影響を受けなさそうな東北へ旅行することにしました。
テーマは廃墟と温泉。
温泉も、その日ごとに漢字一文字のテーマを設けるこだわりの旅に(こういう旅行日程考えるの大好き)

<全体の行程>
1日目は新幹線で盛岡まで行き、そこでレンタカー(トレンタ君利用)を借りて松尾鉱山跡を見学。そのままアスピーテラインで秋田へぬけて玉川温泉泊。
2日目は玉川温泉から北上して尾去沢鉱山へ。車で尾去沢鉱山周辺を見た後、来た道をもどって田沢湖近くの乳頭温泉郷泊。
3日目は田沢湖駅でレンタカーを返し、秋田駅まで移動。秋田駅からは人気の五能線で北上。途中の十二湖で降り、白神山地のふもとの青池などを見た後、不老ふ死温泉泊。
4日目は、もう一度十二湖でトレッキングをした後、五能線で弘前まで移動。弘前から1時間ぐらいの温湯温泉泊。
最終日は温湯温泉と弘前市内を観光した後、新青森駅からはやぶさに乗って帰り。

東北地方を9の字のように移動しました。

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東北にいけば少しは避暑になるかな、という期待も確かにしていたんだけど、盛岡ついたら超寒い!
さすが東北だぜ!と驚いたけど、
このときはマーゴンの影響で全国的に寒かったらしいです。
秋田の人も驚いてた。(でも、観光客はみんなわたしみたいに「東北って寒いのね」と理解してた)

盛岡でレンタカーを借り、道に迷ったり、途中で「窯貸します」という表示を見つけたり(ピザ窯?)しつつ、
まずは予習のために地元の八幡平市松尾歴史民俗資料館へ。

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いわゆる町の資料館なので、各時代の資料なんかが展示されているんだけど、
やはり松尾鉱山コーナーがとても充実していました。

ちょうど、「松尾鉱山で18〜35歳まで働いていた」という係員さんが出てきて、いろいろ教えてくれました。

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かつては雲上の楽園とまで言われた松尾鉱山。
映画館、劇場、病院まであり、購買部(商店)は最新のものがそろったから盛岡から買い物に来る人もいたとか。
雪深い山の上なので鉱山=町であり、社内報にも鉱員の家族がバンバンでてきて、学校の修学旅行の様子まで載っています。
学校の運動会の写真で、鉱山のマスク付けて走っている写真が載ってたけど、そういうオリジナル競技もあったのかな。

松尾鉱山では硫黄をとっていたのですが、エネルギーが石炭から石油になり、
石油を精製するときに発生する硫黄が流通するようになってから、
コスト面で圧倒的に不利になり、閉山。
もともと鉱山の人しか住んでいなかった雲上の楽園は廃棄され、
木造の住宅は消防庁の延焼実験のために燃やされました。
集合住宅などのコンクリート製の建物は、そのまま打ち捨てられて荒れるに任せています
(すべて資料館で聞いた)

資料館でたっぷり予習した後は、かつての雲上の楽園へ。
アスピーテラインの脇にあります。

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雪深い山の中なので、暖房施設があったり、当時は最先端だった鉱員住宅。

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トイカメラ風に撮ってみた

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なんていうか、建物が公団の団地に似ている・・・。
公団の団地育ちの身としては、思うところがありました。
私の故郷は荒れるに任せることはなく、壊されて新しい街へと生まれ変わったそうですが、
「時代は終わった」という点では一緒。
シンパシーを感じる。

さらに、自然の中にある廃墟、というのも個人的には高ポイント。
(ラピュタ的な感じがすき)
もっとも、強烈な硫黄ガスによりこのあたりは荒れ果て、懸命な緑化運動によりここまで復活したそうです。


ひとしきり見学し、廃墟を見ながらおにぎりを食べたら、アスピーテラインに戻って玉川温泉へ。

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途中でお花畑発見。
アスピーテラインの上のほうは濃い霧に包まれていました。
「雲上の楽園」って、霧がよく出たのも名前の由来かも。


玉川温泉近くまでやってくると、車の中まで強烈な硫黄臭!
さすが有名な玉川温泉。

せっかくだから本格的なほうに行こうと、源泉に近い本家の玉川温泉のほうに泊まったのですが、
お客さんの平均年齢高い・・・。
みんな、本気で湯治をしにきているっぽい。

勝手に抱いていたイメージでは、湯治客がメインだから一泊だけのお客なんて冷たくあしらわれるんじゃないかと思っていたけど、
旅館部はそんなことはなく、ちょっと古い普通の宿泊施設。
機能優先で情緒的なものはあまりないし、ご飯はバイキングで、なんか合宿っぽいかんじもする。

それぞれ体の悪いところを治す合宿。
「癒」なんて生易しい漢字ではなく、「治」の一文字がふさわしいところでした。

なにはともあれ、玉川温泉にきたらまずは有名なお湯。そして天然の岩盤浴。

(到着日は撮らなかったので翌日の写真)
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まずは岩盤浴。
宿近くの公園?(温泉地によくある、お湯が噴き出しているところ)に、岩が温かくなっているところがあるので、
それを自分で探して、ゴザを引いて寝っ転がる、天然の岩盤浴です。
あと、神社あたりは北投石から放射線が出ていて、それががんに効くとかで、
ガイガーカウンター持って放射線が「高い」ところを探して岩盤浴している人も。

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一等地にはテントがあるんだけど、そこは常連さんで満員。
テントの裏に何人かいたので、そこらへんがよいのだろうと、レジャーシート引いてごろり。

この日は寒かったので、汗はまったくかかず、ただ背中がポカポカしてきもちいいね〜。だけ・・・。
岩盤浴としては失敗。
しかしここで閃く。
「夜来れば、星が見られるのでは?」
ということで、夜出直し。
夕方と同じ所でごろりとすると、まわりに街がないし、この場所は街灯もないから、星がよく見えます。
しかも、背中がぬくぬくして快適。汗ばむほどではないし。
星みすとに超おすすめポイントなんだけど、そういう目的で来る人はいないのだろうか。

ときどき、硫黄の「プシューーー」で前が白くなっちゃうけど、
それをのぞけば快適な星空観測でした。

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あちこちにこういう穴があってガスが出てる。
ガスの近くはあったかいんだけど、あんまり近いとガスにやられると思う。
天然故に、場所によって温かさが全然違うので、本気で岩盤浴をしたいとか、夜星を見たいとかであれば、
明るいうちのロケハン必須。
あと、街灯がないので、夜は懐中電灯必須。

スキー宿みたいに、宿にはゴザ乾燥室とゴザロッカーが完備され、
玉川温泉に来たら、温泉と岩盤浴は必ずセットなんだね、と思い知る。
お客さんのほとんどは、名前入りのマイゴザを、運ぶのに便利そうなグッズとともに持ってた。
やっぱりここにはここの風習があるのね・・・

お湯のほうは、とにかく源泉100パーセントのほうは、体に沁みて痛くて痛くて・・・。
お湯の中でじっと耐えていました。
リラックス感はない。
フロントで「入浴中に顔をぬぐわない」と注意されたけど、言われなくてもこんなお湯で拭う気にはなれない。
皮膚が強い私は、湯あたりとか都市伝説かと思っていたけど、ここのお湯には負けるな・・・と思いました。

サウナもあったけど、普通のサウナと違って、熱い源泉からでる湯気にあたるという、ここまで温泉尽くし。
泉質とかわかるタイプじゃないけど、こんなに強烈な温泉があるんだなと、
いい勉強をさせていただきました。

いろいろと玉川温泉でカルチャーショックを受けたところで、朝が早かったのでこの日は早めに就寝。
硫黄尽くしの一日、体はこの日一日ですっかり硫黄くさくなりました。

posted by ひんべえ at 16:40| 埼玉 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月04日

バリ島トランベン 二極のバランスがバリ風味

2010年のGWにインドネシアのレンベに行ったとき、入国審査に時間がかかり過ぎて迷子の子猫事件があったのですが、
今回、ガルーダインドネシア航空を使ってバリ島に行ったら、なんと、

ビザの支払いはチェックインカウンターの隣、入国審査は機内で実施、
空港着いたら「入国審査終わりましたカード」を渡すだけでターンテーブルまで進むことができる

という、とんでもなく便利な、逆にこっちが不安になるようなサービスを利用することができました。
さすがガルーダインドネシア航空。入国審査サービスで他社に差を付けるとは、国営は違うぜ。
(バリって過去にテロとか起きていますが、ホントに大丈夫なんですかね。)


で、前回と違ってさっくりと空港を出て、一路トランベンのホテルへ。
トランベンで泊まったのは「ミンピ リゾート トランベン」
「ミンピ」というのは、バリの中で展開するホテルグループで、「夢」という意味らしいです。

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予約の都合でちょっとランクが上の部屋になったら、離れつきの部屋でした。

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リゾート感満点のレストラン&プール

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レストランにくるキジトラ三兄弟。子猫かと思ったら、インドネシアの猫はだいたいこれぐらいの大きさだそうで。


ダイバーのお客さんが多いこのホテル。ホテルの目の前もダイビングポイントです。

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そこで見たタルマワシ。すごく小さいので、私のカメラではこれが限界。
肉眼でも虫にしか見えない。


すぐ近くには、スノーケルでも見れる位置に沈船があるポイント。

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駐車場からポイントまで、荷物を運んでくれます。みんな頭にのせて運んでます。

ここはマクロも豊富で何度潜っても飽きません。

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イソコンペイトウガニ(擬態があまり上手ではない個体なのかも)

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トゲツノメエビ(擬態しているつもりなのか。別に気にしていないのか。)

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パロンシュリンプ(こちらは擬態がお上手。わかる?)

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シャコは見た

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ホヤカクレエビの

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家の外にハゼがいることを。

探せばフォトジェニックなハゼがたくさんいるので、ハゼ好きにはたまらない。
しかもセルフができるというのもポイント高い(今回はセルフはしませんでした)

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ウミウシもたくさんいました。

↑ここまでは沈船のすぐ横のポイントでしたが、
もちろん沈船でも潜りました。今度はワイコンで楽しめます。

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ワイドで光を活かす方法を修行中です。

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バッファローフィッシュのような大物も

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ギンガメアジの大群も見れます。

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スノーケルで来ている人もいました。

沈船に行くと、キレイなソフトコーラルの世界が広がっていて、
沈船横のマクロポイントとは雰囲気一新。

ちょっと車で走ったところにあるスラヤは、甲殻機動隊なイメージ

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コールマンズシュリンプを見たのはここ。セルフではいけません。

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肉眼で見たとき地味だと思ったけど、写真を撮ってみたら結構キレイだったカニ。


そういえば、到着したのがクリスマスだったので、ホテルにクリスマスの飾りがありました。

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バリ風クリスマス飾り。たぶん、お盆の飾りに「Merry Christmas」って書いたんだと思う。
片や誕生祝い、片や死者の霊を祭るという、すごく逆のイベントだという認識はあるのだろうか。
それとも、ヒンズー教的に大した違いではないのか。

ミンピ リゾートの2軒ぐらい隣にある「パラダイス」のレストランも利用してみた。
こちらはミンピ リゾートより庶民的な感じで、レストランでWI-FIも使えるので、
がっつり潜るのが目的の場合は向いているかも。

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こっちのレストランにはわんちゃん。


トランベンでは3日間×3本潜り、さらなるマクロの世界を求めてムンジャンガン方面へと移動しました。
今回の旅行は、「ダイブサファリ」ということで、いくつかのポイントを宿を変えながら潜っていくスタイルでしたが、
じっくりトランベンを潜るもの楽しいかもしれない、と思える、トランベンは奥深いポイントでした。

posted by ひんべえ at 01:29| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月03日

食べて、潜って、女を磨いて

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年末年始のバリ島旅行から帰ってきました。
ストロボなどのINONの機材はなぜか集中的に壊れたけど、
私自身は無事でした。
ダイビング中の規則正しい生活でちょっと痩せたし。


今まで、あまり「バリ島でダイビング」のイメージがなかったのですが、
潜ってみるととてもおもしろい。
特にトランベン(含む、近くのスラヤ)は、マクロでじっくりも楽しいし

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(コールマンズシュリンプ)

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(トゲツノメエビ)

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(ヤノダテハゼ)

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(メタリックシュリンプゴビー。浅い住居と、上に行ってしまった私にもビビらない強い心臓を持つイケメン)

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(セボシウミタケハゼ。
この写真の見どころはハゼの種類ではなく、お花畑のようなシチュエーションなのだよ。
わかりにくい写真になってしまったけど。)

沈船やギンガメの大群も見れるしで、超ステキポイント。

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(本当に大きな群れが、スノーケルの範囲で見れる)



陸上では、オシャレホテルに
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おいしいお食事。
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熱心な信仰が生きている島で、「違う文化の中にいる」という旅行感が高まります。

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(スラヤで何かの儀式がありました)

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(町を30歩歩けば必ず、という勢いであるお供え物を、車においている人も。
ボートダイビングの前は、船長さんが海にお供えしていました)

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(かっこいい車と、バリのお盆の飾り)



ダイビングが終わった後は高級エステでメンテナンスができます。
ダイビング旅行なのに髪がサラサラで帰るなんて初めてだよ!
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(奮発して、なんと5時間30分のコースに挑戦)

ということで大変楽しいバリ旅行でした。
posted by ひんべえ at 00:29| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月24日

年末のご挨拶

明日からバリに行きます。
年越しもバリです。

あるスタジアムからの脱出」には失敗したけど、
華麗に日本から脱出しちゃいますよ!
メリーだっしゅほーい!


ということで、明日からしばらく音信不通になります。

皆様、今年一年大変お世話になりました。
さっき、ログブックを印刷したり整理したりしながら見直してみたのですが、
今年はあんまり潜らなかったような気がします。
シミラン、レンベ、小笠原、八丈島、あとバリ。
・・・いや、例年より少ないし、沖縄いってないし、御蔵島も回数減ったし、伊豆に行った回数とかもっと少ないし。

今年太ったのは、水着になる回数が減ったのが影響大きいと思う。
さらに言えば、スポーツもやめてしまって体を動かさなくなってしまったので、
来年は、スポーツに力を入れる年にしたいと思います。
最近の脱出ゲームは、どんどん体力が必要な方向に進化していっているしね。
そして目指せダイエット!
まずはバリで実践だ!


少し早いですが、皆様よいお年を (* ̄▽ ̄)ノ~~
posted by ひんべえ at 23:56| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

書きたくて書けなかった、書けば書ける3つ

最近ブログを書かなくなったのは、季節外れの「ドラクエ9熱」にかかったからです。
一回「マルチプレイ」をしたいのですが、仲間がいないという寂しさ。
原因は、「周りの大人はもうドラクエなんて遊んでないよ」ではなく、季節外れだからだと思います。きっと。


で、珍しくブログを書く気になったら、すごい勢いでいろんなネタを放置していたことを思い出したので、
まとめてプレイバック。


1 No Man's Land
まだ手元にあったパンフレットを見たら、開催期間は2009年11月26日からだった。
一年前じゃないですか(私が行ったのは1月22日)。

取り壊すフランス大使館の建物を、「どうせだったら好き放題しちゃおうぜ」ってことで、
みんなが寄ってたかって仕立て上げた不思議空間に無料で入れるステキイベントでした。

無料なのにウェルカムドリンクあったし。
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壁を塗るなんて序の口。
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これでもかと壊している人もいました。
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だいたいこういうテイストが多かった記憶がある。
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木は切られないと思うんだけど・・・巻き添えを食らって縛られる。かわいそうに。
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もはや詳しいことは忘れたけど、歴史的に貴重な建物に入れたという感覚はなかったですね。
やっぱり、「壊せちゃうぜ!へへーん」とはしゃぐお祭り騒ぎ。
観客がとてもおおくてにぎやかだったせいでしょう。

アーティストがその場にいれば、話が聞けました。
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この人の「ゴゴゴ」を見て、「ジョジョですか?」と聞いたら、
「皆さんにそう言われるけど、違うんです」とのこと。
でも、そんなにみんなに「ジョジョ」って言われたら、やっぱりジョジョでいいよ。きっと。

もう一年ぐらいたったので、旧フランス大使館は壊されて、新しい建物が建っているのでしょうか。
それとも建築途中で、リアルNo Man's Landになっているのかな。
無人の光景を見たかったな、という感じはしました。
廃墟とも違う迫力があったんじゃないだろうか。


2 “これも自分と認めざるをえない”展
面白かった。
でも、ネタバレ禁止のディレクションだったので、書くのを自粛しているうちに「ドラクエ9熱」にかかった。

「属性」がテーマです。
私は、「属性」とは、液体のような自我が、何かと触れるときにできる接面なのだと思いました。
何かというのは、世間でもいいし、相対する人間でもいいし、内なる自分でもいいのですが、
その何かとの関係性によって流動的に変わっていく、その時のその何かのために作られた自我の一側面。
このディレクションは、切り口によっていろいろな表情を見せる自分の「属性」を改めて見直そうぜ、ということだった、はず。

まず入り口、最初に見るのが「指紋の池」です。
いろんな人の指紋の画像が泳ぎまわる池(要は画面なのだけど)があって、
最初に画面に触れると、自分の指紋が新しく画面に生まれて、自分から離れてみんなと泳ぎまわります。
で、次に触れると、自分の指紋が群れから離れて自分の元に帰ってきます。

実際やってみると、ヨタヨタと泳ぎ始める自分の指紋に愛着すら覚えるんだけど、
でも、その指紋、本当に自分のものですか?あなたにわかるんですか?と聞かれると・・・。う〜ん。
自分から生まれたと思うんだけど確かめるすべもなく、でも、池の中では自分の指紋として扱われ、自分からひとり歩きしている。
そして私自身が愛着まで感じてしまっている。
なんともいえない「属性」の不確かさがよくわかります。

ちなみに、この次にあったのは「属性のゲート」で、
自動改札機に、今はやりの、年齢や性別が判断できる自動販売機みたいな機械がドッキングされてて、
その機械が「あなたは女だから女ゲート開けます」みたいな判断をするわけです。
自分は自分が思う属性のゲート(女とか)に並ぶんだけど、その通りのゲートが開くとうれしい。違うとがっかり。
で、一喜一憂してゲートを通りぬけたところに、解説文。

「あなたは『ゆるされた』という感覚を持ったでしょう。でも、なにに『ゆるされた』のですか?」

と、ガツンとやられるわけです。
このときの気持ちは、説明すると
「自分が思っている自分の属性と、世間一般と推定される機械の判断に相違がなくてほっとした」
なんだけど。
だけど、「自分の思う通りに判定してくれるかな」と機械を見上げているときの姿、思いが、
祈りに似ていたといわれれば、否定する余地はない。
そして、ゲートの前に指紋を置く配置がうまいなと思いました。

そのほか、鏡をのぞきこんで間違い探しをしていると、
「ああ!よく見たら自分の姿が鏡にない!」(←意外と気がつかないのよ)とか、
いろいろ面白いのがたくさんありましたが、
調整中のものがいくつかあったのと、超混雑していて、待ち切れずに全部体験できなかったことが
残念無念でした。


3 台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき
維新派の、<彼>と旅する20世紀三部作の、第三部だけ。
しかも、犬島の舞台じゃなくて、埼玉公演を見ました。
犬島行ってみたいんだけどね。遠いじゃん。

抽象的なところも多くてよくわからないところも多かったのですが、
そんな私のことも、問答無用でグイグイとテンションを引っ張っていくクライマックスの盛り上がりに感動しました。
あんまり舞台を見たことないけど、わかんないけど見入るのってすごいと思う。
あと、<彼>の意外にスムーズな動きと、
地味でいてふくらはぎが辛そうな踊りもすごかったです。

20世紀、流れるようにアジアの海に進出していく日本人の姿に、
軍艦島をみた感じと同じ感覚を覚えました。
人間の欲望を、形として見せられた時の、畏怖というか恐怖というか。
まだうまく言葉にできないけど、舞台であの感覚が再現するとは。

これは私の勝手な空想だけど、犬島で、
海の風を感じ、精錬所の影を背景にしてこの舞台をみることができたら、どんなによかったか。
逆に、埼玉でやる意味はあまり感じませんでした。
埼玉で上演されなければそもそも見られなかったので、ぜいたくは言えませんが。

個人的には、カーテンコールのアンコール(何度も役者が挨拶に出てくるやつ)がない、あっさりさ加減がとても好きでした。
カーテンコールって、役者が役ではなく役者として舞台の上にいるから、現実に引き戻される感があって苦手なのです。
舞台で上がったテンションは、もっとゆっくり、余韻に浸ってかみしめるように下げていきたい。

posted by ひんべえ at 23:35| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢の記憶(美術館のお話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月02日

ニンジン豊作

最初にTwitterを始めたときは、
「業界の片隅にかかわる人間として、そろそろTwitterぐらいかじっておかないとまずいだろう」で始めただけで、
何が面白いんだかまるでさっぱりだけど習うより慣れろと言う状態でした。

1年ぐらい続けてみると、「ミニブログ」というのが私の使い方の実情に合っているような気がします。
(最近見ない表現で、最初見たときは「なんだその苦しい説明」と思ったけど、意外と的確だったのか。)
ブログとして文章をまとめるまでもないネタをその場でのせる。
あまり昔のものは見返さない(見返せない)
そんな使い方でも、自分の「表現欲」はそれなりに満たされるので、
ブログを書く回数がとんと減りました。


ただ、Twitterは調子が悪いことが多くて困るね。
今日も、なんだか調子が悪くて書き込めないのでこちらに。


お仕事中でのこと。
別の担当の人が、慌てふためいて私のところへ。


「サーバからデータをダウンロードしたら、パソコンにニンジンがいっぱい出てきたから助けて!」

・・・

・・・

・・・

?(。-`ω´-)?

サーバにニンジンなんて入っていませんが。


よくわからないのでパソコンの様子を見に行くと、
確かに、タスクバーにニンジンがいっぱい並んでた・・・
あと、メッセンジャーとか、よくわからないアイコンとか、シマンテックの管理画面とか。
シマンテックの画面を見ようと思ったんだけど、数多くのアプリが立ち上がったせいかフリーズして動かず。

明らかにウィルスが疑われる症状です。
しかも、ニンジンがこれみよがしに出してくる愉快犯的ウィルスは、データを破壊することもあるので厄介な感じ。
(黙ってデータだけ持っていくスパイ系もいやな感じだけど)

ウィルス感染であれば、システム担当の許可なしに勝手な対応はできないので、
システム担当に電話して、事情を説明することに。

「パソコンがフリーズしているので詳細が分からないのですが、ニンジンがいっぱい出てます」
「ニンジンでフリーズしているのでウィルスの名前は確認できません」
「アイコンがニンジンなんですね・・・」
「ニンジンだから、普通のアプリじゃないと思うんですよね・・・」

最初に、「ニンジンがいっぱい!」と聞いた時には他に言いようがあるだろうと思ったのですが、
電話をしてみれば自分もニンジン連発でした。
電話切った後、まわりにスゴイ笑われた・・・。


とにかくシステム担当に来てもらい、よく見てもらったところ、
どうやってもウィルスが見つからなかったそうで。
結論として、
「ハードウェア故障によりキーボードが暴走。いろんなアプリを立ち上げてフリーズした」
ということを教えてもらいました。

一番気になるニンジンも調べたところ、タッチパッド用のドライバだったらしく、
ニンジンそのものは最初からインストールされている、正規のプログラムだったようです。

ただ、縁の下の力持ち的なポジションで、人間が直接利用しないから、
ちょっとした操作ミスで間違えて起動するような浅い階層にはなく、人目につかないために、
アイコンも適当にニンジンアイコンが使われていたようです。

しかし、突然ニンジンが大量発生したから、
びっくりして、みんな説明が「ニンジンが出た!」しか言えなくなったんだよな〜。

なんとも人騒がせなニンジンでした。
細部まで手を抜いてはいけないのだよと、ドライバの開発者に訴えたい。
posted by ひんべえ at 00:12| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 情報処理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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