2008年02月26日

バレンタイン2008

すっごい久しぶりに、お料理教室に行ってきました。
日記を読みなおしたら、前回のお料理教室はなんと9月!
今までだって行きたかったのですが、予定が合わなかったり、抽選に当たらなかったり。
なかなかうまくいかなかったのです。


そんな久しぶりのお料理教室は、毎年恒例のバレンタインデー黒ハート

2008バレンタイン

メインはショコラ・ノアールで、お料理作りで消費したカロリーを補うのがマフィンピザ。

ショコラ・ノアールは、下がココア生地のバターケーキで、上がナッツごろごろのガナッシュ、という2層構造。
大人のためのケーキということで、ブランデー風味。

下はバターケーキなんだけど、別立て法で作るので、結構大変・・・
僕の持論ですが、お菓子作りに必要なのは繊細なテクニックではなく、
材料をしっかり混ぜる パワー (* ̄∀ ̄)9 なのです。
(そんなこと言っているからデコが苦手なのですが。)

別立てのバターケーキ。
まずは固いバターと砂糖をしっかりと混ぜ合わせます。
「別立てだから、バターが空気を含まなくても大丈夫なのでは?」
なんて油断してはいけません。
空気を含ませることによって、バターケーキにたっぷりと入るブランデーが分離しないようにする効果もあるのです。

・・・そう、
バターと砂糖が無事に混ざったら、次は卵黄とブランデーを少しづつ混ぜていきます。
卵黄はともかく、ブランデーは分離しやすいので慎重に。
ここまででもかなり体力を使います。

そのうえ、お次はメレンゲ作り・・・。
生クリームをホイップするよりは楽ですが、やっぱりメレンゲ作りも疲れる。
まあ、バターケーキだから、そんなに固いメレンゲを作る必要はありません。
どちらかというとなめらかなメレンゲに仕上げたいから、
そんなに一生懸命混ぜなくてもよし。
ただし、砂糖は早めの投入を心がけましょう。

ここまで出来てしまえば、あとはバターとメレンゲと粉を手順どおりに、
しかし素早く混ぜて、まずはバターケーキを焼きあげます。
焼きあがりは、膨らみすぎず平らすぎず、ちょっとした山状になるのが理想。
今回は上手にできたよ♪
バターケーキは自分でも作るから、それなりに得意なんだ揺れるハート


バターケーキが焼きあがったら、
ふちを少し残して、フォークでバターケーキの表面をほぐします。
上に乗せるガナッシュをなじみやすくする効果と、
バターケーキをしっかり冷まして、ガナッシュが溶けすぎないようにする効果があるんだって。

ガナッシュは普通に、お好みのナッツを混ぜて作るのですが、
ここにもブランデーをたっぷり。
今回はバレンタインってことで、たぶん男性を意識してブランデーをたっぷり使っているけど、
リキュールはお好みで。
例えばキルシュみたいなリキュールにして、ココアバターケーキにもラズベリーを入れて、
フルーツな感じにしてもおいしいんじゃないかなあ。
(キルシュ以下は私の勝手な想像です。)

ちなみに、ガナッシュによく使う「クーべルチュール」
国際的な基準ではカカオバターを31%以上含んでいないといけないのですが、
国内には基準がないので、国産のチョコには「クーベルチュール」と名乗ってもカカオバターが少ないのがあるらしいですよ。
要注意。

ほぐしたバターケーキの表面を平らに抑えて、
バターケーキの上にガナッシュを流したら、
冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり。
最初のパワーポイントさえ乗り切れば、あとは簡単に、大人チョコの出来上がり黒ハート
食べる前に室温に戻しておくとさらにおいしいよ揺れるハート


ふぅ ε-(;ーωーA お菓子は疲れる・・・。
パワーを使ってチョコを作った後は、簡単なお昼ごはんを。

マフィンピザ2種。
ひとつは、トマトソースを塗ったマフィンにモッツァレラチーズを乗せて焼きます。
実際に食べてみて思ったけど、モッツァレラチーズってお持ちみたいになるから、
小さめに切って乗せて焼いたほうが食べやすいかも。

もう一つは、豚ひき肉と玉ねぎとオレガノを混ぜてマフィンの上に乗せて焼いたあと、
いったん出してトマトを乗せてもう一度焼いたもの。
豚ひき肉へ火を入れるのもパンの上で出来てしまうから、フライパンを使わずにできます。
味はモスバーガーみたいな感じでおいしい。
posted by ひんべえ at 22:54| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | お料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

つわものどもの夢の果て 〜1月の読書記録〜

2月も終わりに近づき、三寒四温なお天気になってきましたね。
春ももうすぐ・・・だけど、
金曜日は「暖かくなったね」と喜んでいたのに、
土曜日に京都に行ったら、あまりの寒さに凍えておりました・・・。
週末は「四温」に当たって欲しいと思う、寒さが苦手な私。


<1月の読書記録>

悲しき熱帯





私が秋に旅行したジープ島のある、ミクロネシア連邦というところは、
ストーンマネーが現役だったりと、伝統的な風俗が色濃く残る国だったのです。

そんな話をしながら、ハンモックで本を読んでいるときに、
そういえば、大学生の時にレヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」を読もう、と思っていたのに読まないままだったなあ・・・ということを思い出した。

ってことで、今更ながら図書館で借りて読んでみた。

まず驚いたのは、
「レヴィ=ストロースって生きてたんだ!」ということ。
いや、だって構造主義の祖ってことで有名だし、悲しき熱帯だってそれなりに古い本だし、
なんかもう、その功績が歴史的なものになっているから、てっきり亡くなっていたのかと。
それが、2001年に発行された中公クラシックス版のためにメッセージまで寄稿しているんだから、超びっくり。
大変失礼いたしました・・・m(_ _;)m
(ちなみに、今年で御年100歳!!)


「悲しき熱帯」といえば、文化人類学の古典的な名著。
教養として、一回ぐらいは読んでみたいと頑張ったのですが、
・・・正直言って、日本語訳が読みづらいです。

訳者の専門は文化人類学。
失礼だけど、やっぱり文化人類学者ではなく、専門の翻訳家が翻訳するのが一番いいんじゃないかと思う。

一生懸命読んだんだけど、「それ」とかの指示語がなにを指しているのか不明瞭な部分が結構多かったと思う。
レヴィ=ストロースの文章は明晰じゃなかったのか。

なので、期待して読んだ割にはつらい読書となりました。

しかも、レヴィ先生ったらなかなかブラジルの話を始めないしさ〜。
一巻の93ページまで読んだって、
サントス行の準備のため、マルセーユに到着するまでしか進まなかった時には、
「レヴィ先生、ブラジルまで行く気あるんだろうな・・・(-_-;)」
と思わず疑ってしまいましたが。

その間の、ユダヤ系故の苦労とか、船の上で見た夕陽の美しさとか、
興味深いことは興味深いんだけどね、
こういう部分の日本語が、残念ながら読みにくいんだよね。
しかし、文化人類学の著作だというのに、
「日没」って章を作って夕日の叙述に丸丸使ってしまうあたりが、
「悲しき熱帯」の特徴なんだろうな。

そしてやっと新大陸についたとおもっても、
まずは、開拓者としてやってきた人たちの悲惨な生活についての観察が続きます。
金が出るとかダイヤが出るとか、新しく農場を作ろうとか、
いろんな夢を持って移住してきたヨーロッパの人たち。
ところが現実はそんなに甘くはなく、
過酷な自然環境やらなにやらで挫折し、
このころには食べるのが精いっぱいという悲惨な生活。
今から100年もさかのぼらないのに、
ブラジルでそんなに悲惨な生活があったのかと、結構驚き。

西洋文明はインディオを壊滅させようとしていたけど、
アメリカ大陸は、まだ西洋文明をはねつけていた。
インディオと開拓者。
この本には悲しい人類がたくさんでてくる。
それが最後に、
「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」
という結論につながってくるわけですが、
そのあたりは、難解な日本語に挫折して読み切れていないので、
機会があったらまた読み直したい。

あ、読みにくい読みにくい、と文句を言いましたが、
文化人類学っぽい、インディオの文化の部分は、普通に読めて面白かったです。
全体の半分ぐらいだけどね。
けど、苦戦したので1月に読めたのは2冊だけです。
レヴィ=ストロースの著作は題名が素敵なのが多いのですが、うむ。


<1月のお花>

歩いていると、冬でも咲いているバラを時々みかけます。
冬のバラ

バラって結構たくましいのですね。


<1月の猫さん>

通勤路で、人懐っこいニューフェイスを発見。
猫アップ

・・・近づきすぎです。
携帯のストラップに反応するので、なかなか写真が撮れない。
猫後頭部

別の日、寝ているところに出会ったので、声をかけるも全く起きず。
(たぶんここは暖かいのだろう)
爆睡猫

なでても起きず、鼻を触ったら、
「ふにゃ?」
って感じで起きた。けど、寝ぼけてた。
寝起きが悪いんだね。
posted by ひんべえ at 23:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月21日

Fantastic Plastic

伊良部島ダイビング最終日。

太陽は見えず、完全に冬空なのですが、なぜか風は南風。
ゆえに、リクエストをしていた通り池へのエントリーは無理。
しかも、どんどん天気が悪くなる予報がったので、
ランチを取らずにポンポンと、3本潜ることに。

ポイントへの移動途中、マンタが3枚出ました。
天気は悪いけど、ダイビング中にマンタが出てくれるといいね〜、
なんて話していたら、ホントにマンタが出た!!!
・・・らしいよ (; ̄ー ̄A
マクロ派な私は、マンタが出た時に下を向いて写真を撮っていたので、
全然気がつかなかったのです。


<ウォールケーブ>

ドロップオフのポイント

ウォールケーブ

ウォールケーブ2

地形としては、あんまり好みではなかったかな・・・。
マンタ見逃したし。

モンガラカワハギのちびがいました。
モンガラカワハギのちび

ドロップオフから上がったところで、
なにか魚のようなものが視界にちらちら入ってくることに気がつく。
何かな?ホンソメワケベラのクリーニングかな?と思ったら・・・

ヤマブキの王子様
ヤマブキベラでした。ベラ違い。

ヤマブキベラというのは好奇心が強いのか、ダイバーを見てもあまり逃げることがないのですが、
この子は何を思ったのか、ものすごくまとわりついてきます。

ヤマブキの王子様
ひどい写真だけど、近寄ってきすぎて写真が撮りにくかったんだよ・・・。

どうやら、ダイバーの持っているプラスチックに興味津津のご様子。

ヤマブキの王子様
いろいろとつっつく。

マスクやらカメラやらを、一生懸命つっついていました。
口ざわり?を気に入ったんだろうか・・・?

ヤマブキベラの興味がなんだかがわかったので、
しばらく、カメラを遊び道具にして二人でじゃれて遊んでました。

仲良しのヤマブキベラさん、
その好奇心が高じて地上に興味を持って、
しっぽが足になる薬を飲んじゃだめだよ。


<中の島ホール>

波が高くなってきたので中の島へ。
結構穴の大きなホールなので、明かりはそれなりに。
中の島ホール 外

中の島ホール出口

コーナーのところにカクレクマノミのおうちが。
カクレクマノミの割には強気。しかも下からあおるようなアングルでもいける。
絶好の撮影ポイントだったのですが、
ちょっと流れていたのでうまく体を安定させることができず。

カクレクマノミ

カクレクマノミ×2


<中の島チャネル>

中の島チャネル

こっちは迷路みたい。
私はホールよりチャネルのほうが好きかも。
通路もいっぱいあるから、ルートの取り方はたくさん。
なんか探検しているみたい。ブルー・インディジョーンズって感じ。
曇っていても光が結構入ってくるしね。

中の島チャネル2

洞窟をバックにしてウミヘビが近づいてきたので、
「これはシャッターチャンス!
近づいてあおればいい写真になるよ!」
と思ったものの、あまりに勢いよくウミヘビがやってくるので私のほうがビビる。

伊良部島はどこを潜ってもクロユリハゼがいっぱいいたのですが、
近づくとみんな逃げてしまうので、ろくな写真が撮れず。

このときはチャネルの壁に追い詰めて、写真を撮れました。
クロユリハゼ

クマノミもいっぱいいた。
うーん。こういう写真を撮ると、外部ストロボが欲しいよね。
ハナビラクマノミ


3本潜り終わって港に帰ってきたところで、
待っていましたとばかりに土砂降りの雨・・・。

いや、潜っている間待っていてくれただけで十分です。
天気予報で最悪だった割には、
それなりに恵まれた3日間でした。
何よりドライスーツだったのが大成功。快適です。
移動が重いけどね。


最後になりましたが、お世話になったインカディ伊良部島のメンバー紹介。

おとなしいタンタンとやんちゃなトントンです。

タンタン

トントン



<伊良部島のpicasaウェブアルバム>

20080131_伊良部島
posted by ひんべえ at 23:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月20日

アナログ回帰・・・失敗

しばらく入院していたマイPCが無事に帰ってきました。
DVDドライブの調子が悪かったのです。
やはり可動部分があるパーツは壊れやすいですね。

実はPCがない間、結構困った問題がありました。

ある文具店で見かけた
○×ゲーム

猫さん達に一目ぼれをしたのです。

・・・が、遊び方がよくわからず。
店頭では「○×ゲーム・猫」となっていたんだけど、
○×ゲームって何?
9つのスペースに8匹の猫さん、ってあたりがポイントのような気がするんだけど。

調べたかったんだけどPCがないと調べものもままならず。
今日は早速「○×ゲーム」をグーグル先生に聞いてみました。

ところが、
デジタルの世界に住んでいるグーグル先生はアナログなゲームが苦手らしく、
「○×ゲーム」で検索しても、出てくるのはオンラインゲームの情報のみ。

結局「○×ゲーム」のルールを知ることはできませんでした。

○×ゲームで遊ぶ?
オオテ!
・・・テガ、デナイヨ・・・

ドラえもんもあの丸い手でジャンケンするんだから、
ジョナサンも翼でがんばれ。


誰か彼らに遊び方を教えてあげてください。


パイプロイド最新情報
posted by ひんべえ at 22:35| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 注目ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月15日

星見櫓の旅日誌 〜12月の読書記録〜

今更ながら12月の読書記録。

遅いな!
忘れないために書いているはずなのに、書く前から漂う手遅れ感。
今週末からPCが入院してしまうので、その前にがんばります。


<12月の読書記録>

銀河鉄道の夜





ジープ島にて。
あっちゃん(小学3年生の女の子)が、毎晩お母さんに本を読んでもらっていて、それが風の又三郎だった。
それで、帰国後はひさしぶりに宮沢賢治を読んでみようかな、と。

「よだかの星」、「オツベルと象」、「セロ弾きのゴーシュ」など、有名作品も一緒に収録。
なかには「ビジテリアン大祭」とか、あんまり面白くないのもあったけどさ。

やっぱりいいね。銀河鉄道の夜。
車窓から見える風景の、鉱質なイメージがとても好きです。

そのきれいな水は、ガラスよりも水素よりもすきとおって、ときどき眼の加減か、ちらちら紫いろのこまかな波をたてたり、虹のようにぎらっと光ったりしながら、声もなくどんどん流れて行き、野原にはあっちにもこっちにも、燐光の三角標が、うつくしく立っていたのです。


あと、鳥を捕る人の話も結構好きです。
雪解けのように砂にかえっていく鷺達。
鳥捕りの
「ああせいせいした。どうもからだに恰度合うほど稼いでいるくらい、いいことはありませんな。」
という言葉が意外と奥深い。


天の川つながりで、「双子の星」も結構よかった。
正統派の童話、って感じ。大人になって読むのもいいものです。
妙に丁寧な言葉遣いの会話を見ると、なぜかノスタルジーを感じます。
舞台が空だから、西に残ったお月さまが吐いたリンゴのにおい・・・とか、天国な感じが銀河鉄道の夜と共通。

この中で、暴れん坊の箒星が、「俺のあだ名は空の鯨」と名乗ります
クジラホテル
これはフランスのデザイナーの設計ですが。
何か共通のイメージがあるんでしょうか。


図書室の海





次に読みたい本が手に入るまでに間が空いてしまったので、書店で適当にチョイス。
図書室も好きだし海も好きだし、だからきっとこの本もいい本なのかな、と思って。

なんら前知識もなく手に取ったのですが、
10編の短編のうち、他の小説の「予告編」が3つ収録されてたのに驚いた。

恩田陸作品をまったく呼んだことがなかった私には、
3/10が予告編って、ちょっと消化不良感が・・・。
(「イサオ・オサリヴァンを捜して」は、予告編の割にはボリュームがあって、それなりにまとまっていたけれど。)

ちなみに、表題作の「図書室の海」は「六番目の小夜子」の予告編です。

でも、この中での一番のお気に入りは「オデュッセイア」でした。

心優しいココロコの物語。
世界中の芸術家たちによって飾られた中庭には、異国情緒があふれる市が立ち、
ココロコの壁にあいているポストには、見知らぬ人が何年も先に受け取るであるであろう、気の長い手紙が預けられる。

ココロコの生い立ち、受難、繁栄、そして時代の移り変わり。
歴史として淡々と語られるけど、ワクワクしながら読めました。
ココロコがケナゲで超いい子だ・・・。

すごくいいんだけど、題名の「オデュッセイア」はどうかな〜?
確かに苦難は多い旅だけど、
でも、旅というより、ココロコの深い愛が印象に残るから、
ココロコの優しさがあふれるような題名のほうがいいと思う。
いい案は思いつかないんだけどね。


火星の人類学者





脳神経学者の医学エッセイ。
患者はトゥレット症候群、自閉症、健忘症などなど。
そういう障害に突き当たった人たちが、自分の世界を再構築し、どうやって適応していったのか?
本を読みながら、私の頭には、長い年月を生きる間に倒れたりとか岩を抱え込んだりとか、
いろいろな出来事を取り込んでしまいながら上に伸びていく、
深い森の節だらけの大木のイメージが思い浮かんでいました。

1話目の、事故で全色盲になってしまった画家の話が、
脳神経科の解説がバンバンでてくるのでくじけそうになるけど、
我慢して読み進めると結構面白いです。

色って、一番多く反射した光を眼が検知して、それで色が知覚できる・・・と思っていたけど、
実はそんなに単純ではないらしい。
その単純な理論だと、
なぜ自然光の下でも蛍光灯の下でも、同じような色で見えるのか?
という疑問が解決しない。
これは、人間の脳が補正をかけているのだそうです。
ちなみに、今のデジカメの技術でも、この補正をいかに人間の脳と近い形で行うか、というのが難問らしいよ。

画家は事故により、目そのものではなく、色を感知する脳の部分に損傷を受け、
色が全く分からなくなってしまう。
ある日突然、コントラストのきついモノクロだけの世界に変貌してしまう絶望。

しかし、試行錯誤の後に、補正がかかっていない世界を、色に惑わされずに純粋な形を見ている、という認識に変わって、
自身の新しい芸術を作っていく。

「慣れ」の一言ではすませられない、新しい世界を獲得するための血のにじむ努力があったのでしょうね。
明かりが変わるだけで見え方がまったく変わる世界、どんな感じなのでしょうか。


これとはちょっと逆の方向なのは、
生まれてからずっと目が見えなかったけど、白内障の手術をしたら50年ぶりに目が見えるようになった人のお話。

目の機能が回復すれば、人はすぐに「見える」ようになるのか?というと、
ずっと目を使っていなかった人は、脳がそういう準備ができていないので、見えるけど、それが何なのかわからない、という状態になるらしい。

目が見えないと、「○○歩歩けば障害物」みたいな、時間軸だけの世界だったのが、
目で見る世界は奥行きがあったりとか、視点を変えるとまったく違う形になるけど実は同じものだったりとか、
そういう現象に対する理解は、自然に備わっているのではなく、学習によって得るもの。
だから、「目が治ったんだから自分の目で見ろ」というのは、とんでもなく無理な注文らしい。
結局この人は、別の病気によって住み慣れた世界に戻ってしまったけど。

奥行きがわからないと言えば、写真や絵画というものも、
それを理解するには学習が必要らしいよ。
確かに、現実を2次元で表現しているわけだからねえ。
小さいものは遠い、暗いものは遠い、みたいな暗黙のルールを、
我々は知らない間に学んでいたのですね。
現実を2次元に変換するカメラって不思議だ。


表題となった火星の人類学者の社会適応の方法

自分は火星に住んでいるつもりで、人間を観察してみる、
自分には人間同士の、言葉にならない意思を受け取ることができないから、
頭の中に膨大な人間行動のデータベースを作って、
人間を相手にする時にはデータベースから事例を参照して対応する。

あまりにも感覚が違う人を相手にする時は私も、似たような感覚を感じることがあるけど、
自分は火星の人類学者だと自覚するときのさみしさってどんなものなんだろうか。
それも含めて自分だと、私は愛せる時が来るのだろうか?


<12月の朝日>

最近はずいぶん日の出が早くなりましたが、
12月は太陽より早い出勤時間でした。

朝日
燃えるような東の空


<12月の猫さん>

八丈島に行ったとき、レグルスの猫さんが一回だけ出てきてくれました。

レグルスのねこ
結構レアキャラらしいよ。
posted by ひんべえ at 00:15| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

カメラは平等。だけどちょっといぢわる

伊良部島ダイビング2日目。
朝起きたら風がビュービュー。天気予報もどんより。
こりゃ、今日はダメかなあ・・・と、しょんぼりして朝ごはんを食べる。


・・・が!
意外や意外、悪い天気予報なんかを跳ね返して、
この日は太陽さんが顔を出してくれましたよ!

お昼の風景

お昼の写真。
結構いい感じでしょ?

風も収まり、波もそんなに高くなかったので、
この日はリクエストの地形ポイント三昧でした。


<1本目 アントニオ・ガウディ>

ガウディの建築物のような複雑な形のポイント。
このときはまだそんなに太陽の顔が見えなかったんだけど、
穴がいっぱいのポイントだから、結構光が入りやすくってきれいなのです。

それにしても、なんでこんな形になっちゃったんでしょうか。
ガウディ


穴をくぐって遊べます。
ガウディ冒険

こういう3次元の動きは、ダイビングならではの楽しみですね。


バレンタイン前のタイムリーな話題として、
ガウディには、ハート型が見えるポイントが2か所あるのです。
ガウディハート

ここでお祈りすると、願いがかなうんだって。
ばっちりハートなお祈りしてきたよ!O(≧∇≦)O


<2本目 ミニ通り池>

別名ミニグロット。
通り池よりグロットのほうが似てる、とはユミさんの弁。
私は通り池には行けなかったからわからないけど、
確かにグロットに似てる。

コースはグロットの逆で、外海から入って、あの窪地にでてきます。
外海の洞窟から、事前に想像していたよりもミニな池に浮上します。
ミニ通り池を見上げる

なんとなく、クモの糸が降りてきそうな感じ。
光に吸い込まれるように浮上。
透明ではかなげな青

浮上していると、一気に風景が「海」から「池」って感じに変化。
池といっても、もちろん海水ですが。
海とは青さの質が違う感じ。
深い青から、透明な青。力強い感じから、繊細な感じ。
ここの、パッと水中世界が切り替わる感じが好きでした。


顔をあげると、びっくりした様子の観光客の方が。
通り池の観光客の方
・・・コンニチハ(; ̄ー ̄A・・・


振り返って洞窟を見る。
ミニグロット

洞窟と海の青さのコントラストは、グロットそっくり。
半水面にチャレンジしましたが、失敗しました。


帰るために再び池に潜行。
出口のところで、ハナミノカサゴに遭遇。
( ̄∀ ̄*)これはイイ被写体!と、
しばらくの間、クローズアップレンズをつけてワイドマクロにチャレンジ

その様子は海(インカディ)風だよりに・・・


こんな風にかじりついて、撮れた写真がこれ。
ハナミノカサゴ

ゴージャス眉毛(?)とか、おヒゲとか、派手なハナミノカサゴの顔を撮りつつ、
ピラピラした胸ビレも収めようと苦心。
でも、もうちょっと下からあおってもよかったね・・・。

そしてさらに、カメさん発見。
あらかじめクローズアップを準備して、そ〜っと接近。

起きたカメ
・・・が、起きた。

まだ寝ぼけ気味なのか、ゆっくりめに泳いでいたので、
がんばって動画で追いかける。



フィンでがしがし泳ぎながら(カメ的にはゆっくりでも、私的はガシガシ)
手ぶれしないように動画で撮るのは意外と苦労しました。

(だけど、上がってきてからカメラいじっていたら、
SP-350君ってば、動画に手ぶれ補正モードがあるじゃないか。
静止画にはないのに。どういうことだ。)


実はその様子も写真に撮られていたり。
うーーーーーん (;-_-)
こう、がんばっている感がね、事実なんだけど、恥ずかしいよね。

この日は地形ポイント三昧だったので、
スケール感なんかを表現するのに、ガイドさんを入れてとった写真も多かったのですが、
やっぱり絵に入れていいのはガイドさんだよね。
私みたいなヘタっぴはよくないね。


<3本目 魔王の宮殿>

お昼休憩中、それなりの青空が広がる。
天気予報では、明日はまた悪くなるらしい。
ここはラストチャンス!ということで、魔王の宮殿をリクエスト。

太陽は雲から出たり入ったりだし、時間的に遅くて、やっぱり光は弱かったけど、
この雰囲気は大好き!

魔王の宮殿メインホール
魔王の宮殿

魔王の宮殿

ぜひ、まだ日の光が強い秋ごろにリベンジしたいです。
(暗かったから、魔王の宮殿は失敗写真ばっかりでした・・・。)
posted by ひんべえ at 22:08| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

9年間の充電は、花火となって

ニュー・ヴィジョン・サイタマ V @埼玉県立近代美術館

ハッと気がついたら企画展最終日。
一回何回書いたでしょう。このフレーズ。
今回も同じパターンでした。
正直、あんまり期待はしていなかったけど、
(だって・・・タイトルいまいちじゃない?)
でも、年間会員になっているから出かけた。そんな感じ。


・・・が、
予想に反して、超おもしろかった!O(≧∇≦)O!
たぶん、この美術館で見た中では一番のヒット。

コンセプトとしては「活躍中のアーティストに焦点をあてる企画展」ってことなので、
先日見に行った「六本木クロッシング」に似てます。
が、やはりそこは、タイトルにもある「六本木」と「サイタマ」の違いでしょうか。
サイタマのほうが素朴(?)でわかりやすい。
六本木ほどトンガってない感じ。
人数も7人と、フラッと見に行くにはちょうどいいボリュームです。
ゆっくり自分のペースで見ても、2時間ぐらいで満足できるからね。

もちろん7人の中には、大好きな人とそれほどでもない人にわかれるわけなのですが。
以下、好きな人だけピックアップ。



<河田政樹>

展示室全体が作品。
鉢植えの植物が並べられてます。
壁に写真や植物柄の布などがディスプレイされてます。
ところどころに椅子があります。
そんな空間全体が作品。

植物園ほど植物が主役でもなく、喫茶店ほど人間が主役でもない、
そんな微妙なテンションの植物たち。
たとえるなら、たぶん、
ものすっごい盆栽とか植物が好きな人の庭
そんな感じの空間。

そうそう、
埼玉県立近代美術館は、普段から椅子をコレクションしていて、
変わった椅子がとてもたくさんあるのです。
そんな椅子たちが、この空間におかれることで、なんだかいつもよりイキイキしているような気がします。
あと、この展示室には大きな窓があって、
その窓からは、北浦和公園と、あの黒川紀章設計の建物の一部(この美術館自体なんだけど、その装飾部分)が見えます。
なかなかよい借景です。
この美術館をフルに生かした作品だったんじゃないでしょうか。

実はこっそりと、外にも出られたのですが、気がついた人どれぐらいいたかな?
私は気がついたのですが、寒かったのでちょっと外に出てすぐ戻ってしまいました・・・。


<志水児玉>

いろいろあったけど、クライゼン・フラスコがよかった。
複雑な形をしたフラスコを回転させて、それにレーザー光線を当てた空間。
レーザー光線の光が複雑に屈折して、それが壁に映し出されて、
私は、その光の揺らぎを見て、まるで水の中にいるようだ、と思いました。
そんな不思議な光の空間なんだけど、ときどき、はっきりとフラスコの形を意識する瞬間があるんだよね。

そのほか、理科の教科書に載っていてもおかしくないような作品がいくつか。
振り子の軌跡を記録した作品とか。
自然の神秘、というか、
やっぱり人間は、どんなに奇抜なアイディアを出そうともがいたところで、
自然が作りだすものの手の平の中から出られないのではないかと思いつつ、
それでも外を目指してもがく人間の心意気が好きだと思いました。


<織咲誠>

一番好き。
どっちかというと、芸術家というよりは発明家なんだろうな。
という作品が並ぶ。
“より少ないものでより多く”という基本思想をもとに、
「ゴミも発想次第で作品になるよ」という実践が中央に展示。

新しい紙皿のアイディアとか、交差点の設計とかの設計図が壁に展示されてる。
紙皿、とても機能的だけど、それでいてとても美しいライン。
ビーチクリーンアップのためのゴミ袋の設計とか、なんか便利そうだった。

「クリンク!」とか、もはや既存のクリップの存在意義を失わせるんじゃないか、
ってぐらいな勢いのあるアイディアなんじゃない?
これはぜひ売ってほしいと思った。

「『Line Works』──線の引き方次第で世界が変わる」のコンセプトでつくられた紹介ビデオもセンスがいい。
ダイレクトメールは、とても凝った作りで、
これが「少ないもの」なのか?という疑問はもちつつ、「多くの効果」は得られるだろうな。
(ダイレクトメールはもっとよく見たかった。)

なんか、ウケ狙いで突っ走ってしまったゲイジュツ作品と違うし、
ほら、これすごいでしょ?っていう押し付けを感じる発明品とも違う。
デザインを武器に世の中を変えてやるぜ!って感じの勢いと、
世の中で必要とされるものを探し出すバランス感覚を感じて、
とても好きでした。
単純に見ててすごくおもしろいアイディアだったし。


他の人も、どれもみんな方向性が違ってて面白かったよ。
パンフレットも結構凝ってるし。
ね?

ニュー・ヴィジョン・サイタマパンフ

ナカナカ、おされダネ
オモイ、ガ、ギッチリ

「ニュー・ヴィジョン・サイタマ」って毎年開催?去年はなかったけど?
と思って調べたら、

1993 年に“現在活躍中で、今後さらなる活動が期待される、埼玉ゆかりのアーティストを紹介する”という 目的で、ニューヴィジョン・サイタマの第 1 回展が立ち上げられました。
当初から、展覧会にふさわしい条件がまとまった時に随時開催するという方針をとり、第2回展は1998 年に行われました。
その後、実施の機会が得られないままになっていましたが、今回、9 年振りに第3回展を開催することにいたしました。


だって。
こんなに面白かったのに、9年振りなのに。
この企画展の期間は2007.12.26〜2008.1.27。
年末年始の閉館期間を考えれば、一ヶ月弱。
なんてもったいない・・・もっと長くやっていればよかったに・・・。
まるで、花火のように散ってしまった。

ニュー・ヴィジョン・サイタマパンフ2

タ〜マヤ〜
カ〜ギヤ〜

とても友達にお勧めしたかったのに、
自分が最終日に行ったから誰にもお勧めできなかった企画展だったのでした。


おまけ
posted by ひんべえ at 23:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢の記憶(美術館のお話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

季節は平等。だけどちょっといぢわる

沖縄へ出発する日の朝、
ドライスーツとカメラ一式を渋谷駅の300円ロッカーに押し込んで出勤。

器材とか大きな荷物は先に送ってしまっていますが、
やはりドライスーツを持っていくとなると結構大荷物です。
だけど、2月の沖縄は寒いからね。
何の疑いもなく、ドライスーツをチョイスしました。
季節は日本中平等にやってくるのですよ。

毎度の如くいろいろあったけど、
なんとか仕事をやっつけ、羽田に走る。
無事に羽田空港に着いたあと、夕飯を食べながら、一杯だけ祝杯をあげるのが好き。
仕事終わった〜。これから遊びだ〜。
って、あの開放感がたまらない。


そんな、最近恒例のパターン。
(本当は直行便に乗りたいんだけど、なかなか取れない。)
仕事が終わった後、那覇まで移動して、那覇で一泊。
次の日は那覇空港の朝一の便で出発して、宮古空港着が8時15分。
空港で飛び乗ったタクシーの運転手さんがいい人で、
こちらがお願いする前から、
「8時半の船ですよね。がんばりましょう」と言ってくれて、
運よく9時前には伊良部島に到着しました。
すごい。

ところが・・・。
雨が降って風が強く、寒い伊良部島。
波はそんなに荒くなかったけど・・・。
ドライスーツを持ってきてよかった。とつくづく思う。


まず一本目はチェックダイブ。
中の島アウトリーフ。ホールなどにはいかず、のんびり。
今年はお正月から風邪ひいたりとかいろいろあったから、
最初はのんびりでホッとしました。
潜ってみたら何の問題もなかったよ。

潜る前に、
「まずはチェックダイブで。ここで露出を確認しておいてくださいね。」
といわれ、露出の確認の仕方がわからず挙動不審になったけどネ (; ̄ー ̄A

エントリー直後、クロユリハゼの集団がいたるところに見えて大興奮。
いろんな子を追いかけるも、クロユリハゼは絶妙な間合いで逃げていく・・・。
あんなに距離があったらまともに撮れない・・・

とりあえず、おなじみのハタタテハゼさんを。
ハタタテハゼ's

まだ距離があるのでフラッシュ届いてませんが。
この子は、なぜかなかなか穴に引っ込まず、
スススっと、平行移動で逃げていきました。珍しいな。


ハナビラクマノミ
ハナビラクマノミ

これはワイコンをつけていない写真だと思うんだけど、
内蔵ストロボがケラレちゃってますね。
なんとか、主役のハナビラクマノミには当たったけど。


The クマノミ
グラマーイソギンチャク

この、キュっとしたイソギンチャクがかわいかったんだけど・・・。
縦クマノミはかわいくない・・・。


2本目。
一本目の時は他に二人お客さんがいたんだけど、
海の上があまりにも寒く、また、船酔いしてしまったということなので、ここでギブアップ。
(寒いと気持ち悪くなるよね・・・)
ここからずっと、私ひとりで貸切。
ボートも貸切。
海の上で他の船も見えないから、海も貸切。
さすが冬。

ポイントはクリスタルガーデン。
砂地に根が点在する癒し系ポイントです。

スカシテンジクダイが群れてます
テーブルサンゴ

完全に露出オーバーですね。
こういうときは露出をマイナスにして、何枚か撮って見るといいよ、と、
海から上がってきて、ログ付の時に教えてもらいました。


根にいたきれいなケラマハナダイ♂
ケラマハナダイ♂

結構きれいに色が出ているけど。
(ハナダイ撮るのが苦手な私の割には、よく撮れたよ)
ログ付時のご指導:
背景が砂地だと、保護色っぽくなってしまうから、
下からあおって、バックをブルーにしてみましょう。


例えばこんな風に。ケラマハナダイ♀
ケラマハナダイ♀

それぞれの根には、主のようにユカタハタが一匹住んでます。
そんな、「主です」って感じの写真を撮りたかったんだけど。
根の主

がんばってユカタハタを中央にもってきてみた。
でも、こういうときは外部ストロボが欲しいね〜。
あと、上から見ている図だと、どうしても迫力に欠けるので、
「ヌシッ」って感じを出すには、下からあおったほうがよかったかも。


そんなわけで、この日のログには、伊良部島でのテーマが書かれたのでした。
・地形ポイントでは露出をマイナスにして撮ってみよう
・生き物は下からあおって撮ってみよう(マクロモードon)

これで明日からの写真は一味違うぜ。(ほんとに?)
posted by ひんべえ at 22:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

秘境をめぐり/日常を切り取る

<秘境をめぐり>

ダイバーなので、周りで映画「アース」はちょっとした話題でした。
こういうのは映画館で観たいよね、ってことで、公開間もないころに映画館へ。

今ぐらいの時期に、
「アースどうだった?」
と聞くと、結構な割合で「う〜ん・・・」と微妙な答えが返ってくるけど、
私は、あの、上空から地平線を見るアングルは結構好きだったよ。
原野を行く大群の後に道ができていくところとか、
迷子になった象のシーンとか。

ま、駆け足だったけどね。
昔好きだった、「わくわく動物ランド」の後半の特集部分ぐらいじっくり、
ひとつひとつを取り上げて欲しいところだった。(例がわかりにくい?)


北の厳しい自然から映像が始まって、熱帯の鳥の求愛行動。
「食べるものに困らないから、他のことに熱中できる」みたいなナレーションが、
厳しかった北の生き物の生き方との対比。

自分が踊るステージを綺麗に掃除する鳥さん。
枯葉を使ってぞうきんがけまでしちゃったりして、
完成されたステージで踊る姿はもはや鳥とは思えない変形ぶり。
・・・が、メスがやってくることはなく、とどめのナレーション。

「しかし、観客がいなかった」
ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。そこは確かめてから踊ろうぜ・・・。


あとは、カルガモみたいな水鳥の巣立ち。
木の高い所にある巣で子育てをするお母さん。
・・・お母さんもよくそこまで行けたね。と思う高さなのですが、
ここからなんと、ひな鳥が巣立つのです!

いやいや、これから皇居のお堀に引っ越しするんじゃないかってぐらいに小さいひな鳥なのですよ。
第一、お母さん自身があんまり飛んでいないじゃないか。
(本気出せば飛べるんだろうけど)

戸惑う観客をよそに、元気よく子どもたちは飛たち・・・いや、
恐怖にも負けずに果敢に飛び込んでました。
下が枯葉のクッションだからいいものの、
間違って根っこの上とかに落っこちたら大けがじゃないか・・・
ひなさんたちが落ちる瞬間、おもわず目を閉じてしまった私。


そんな感じで、鳥ばかりが妙に印象に残りましたが、
海の映像だと、カジキマグロの集団がすごかったな。
カジキマグロが集団で捕食しているところ。
あんなにハイスピードで泳ぎ回って、
カジキ同士で「ぶっすり」なんてことはないんだろうか。

カジキマグロを海の中で見てみたいけど、
そんなポイントあるのかな・・・。
あのスピードで泳ぎ回っているところは怖いからヤダけど。


<日常を切り取る>

Landscape@品川のキヤノンSタワー2Fオープンギャラリー。

一人たたずむマングローブの写真に一目惚れして見に行った。

秘境を追い求めたわけではなく、
国道や県道から見えるありふれた光景、
その中の「美」を切り取った写真たち。

確かに、山の写真なんかは、
山道の県道を走っているときに眺める、対岸の山の景色、って感じ。
控え目な紅葉の感じとかね。

まるで日本画のような印象を与える、やわらかな水の質感が好きでした。
桜の写真とか、花は華やかに浮き出るようで、幹は静かに残寒に耐えるようで、
ああいう写真ってどうやって撮るのだろうか?

ありふれた風景、でも、とても心動く風景。
そういう風景に出合ったときにカメラを向けるんだけど、
どうしてもカメラの中には私の心を動かした要素が入ってこない。
それがいつももどかしくて。

でも、この写真展はどれも好きだった。
だから、自分が撮りたい写真はきっとこういう写真なんだろうな、と思った。
自分じゃ撮れないけどね。

こじんまりしたスペースだったけど、ゆっくりできました。
posted by ひんべえ at 22:57| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢の記憶(美術館のお話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月03日

魔王の宮殿は貸切中

宮古島(のとなりの伊良部島)から帰ってきました。

いやびっくり!羽田が雪じゃないですか。
帰るの大変だったよ。寒いよ関東。
沖縄にいる時に
「沖縄とはいえ冬は寒い」とか文句言ってごめんなさい。


と、あやまってみたものの、
やはり沖縄とはいえ冬は寒いのです。
海遊びをするほど暖かくはないのです。

なので、すっかりオフシーズンな沖縄。
それをいいことに、豪遊しちゃいました。

ほぼ3日間、ひとりでダイビングボートを貸し切り!!!


・・・
いや、そんなわがままを言うはずもなく、
単にお客さんがほかにいなかっただけですが・・・(; ̄ー ̄A
(最初はいたんだけど、寒すぎて挫折してた)

ちょこっとだけさみしかったし、
毎朝出航時に地元の漁師さんから、
「寒いのに頑張るね〜」とからかわれていたけど、
ここは前向きにとらえまして、
気兼ねなく写真修行に励みました。

特にワイコンを中心に。
伊良部島はなんといっても地形ポイントだし。
ショップのガイドさんは丁寧に教えてくれるし。
ポイントには他のショップのお客さんすらいないし。


あまり多くのことは覚えられないので、とりあえず2点だけ頭に入れて頑張る。
・地形ポイントでは露出をマイナスにして撮ってみよう
・生き物は下からあおって撮ってみよう(マクロモードon)

この辺を気をつけつつ、八丈で「バシバシ撮れ!」っていわれたのでバシバシ撮っていたら、
なんと、真上をマンタが通って行くのを見逃したみたいです・・・。
小物好きが仇になった・・・(ノω・、)


ざっと撮った写真を眺めて、選んだ写真3枚

ハナミノカサゴ
ハナミノカサゴ

結構寄れたんだけど、もっと下から撮ったほうが良かったかな。


カクレクマノミ
カクレクマノミ

下からあおって撮ったんだけど、ニモの動きが速すぎて、ベストポジション撮れず。(しかも結構流れがあった)


魔王の宮殿
魔王の宮殿

完全に露出オーバーなんだけど・・・
魔王の宮殿で上を見上げるダイバー、という絵が気に入ったのでこれで。

洞窟の中では、だいたい露出マイナス1で撮ってました。
曇りだったからね。
次は晴れた日に、地形ポイントを堪能したい。

お世話になったのはインカディ伊良部島さん。
3日間大変お世話になりました!
ここのブログに、写真撮ってる私が載ってます。
・・・すっごく真面目に修行中っぽいな(; ̄ー ̄A
もうちょっと余裕を持ちたい。


詳しくは・・・
posted by ひんべえ at 20:32| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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