2009年07月26日

街を歩いてゲシュタルトを壊せ

私はテトぐるみが大好きであることはなんどか書いているのですが。

テトぐるみも好きだけど、あの写真もかっこよくていいよね、っていうことで、
テトぐるみの作者(?)であり、写真家である大山顕さんの
まち歩きワークショップ3 渋谷編
に参加してきました。

テーマは「全員即席マニア写真家になってもらいます」ということですが、
ワークショップの目的としては、
「『しつこく同じものを見続けると自分の中で不思議なことが起こる』という境地に達しよう」
ということなので、写真の撮り方のテクニック的なものは一切なしです。
即席マニア写真家になるのも、自分の中で不思議なことを起こすための手段なのですね。


まずは東急のカルチャースクールで1時間ばかりルール説明。
基本的なルールは、以下の通り。
  • 好きなものを撮るのは禁止(猫とか絶対だめ!)
  • 表現すること禁止(きれいな写真はいらない)
  • ずっと一つものを撮る
  • 自分探し禁止

こういうルールで2時間歩いて写真を撮っていると、
こう、ゲシュタルト崩壊で、自分が撮っているものが何なのかわからなくなる、不思議な現象が起きるらしいのですよ。

と、言われても、何を撮ったらいいのかもわからないので、もう少し詳しいルールを。

  • 撮影する対象はモノ。猫とか人とかは論外。空間や風景は難しいのでオススメしない。
  • 抽象的なものはダメ。難しい。なんらかの機能を持っているものがいい。
  • 「見立て」が必要なものはダメ。(「よく見ると顔に見える」とか)。
  • 見所が多いものは向かない。「家」じゃ要素が多すぎてダメ。建物の一部分はOK
  • 見てもらう前提でつくられてものはダメ。広告とか。
  • 演出するのはダメ。ありのままを写す。
  • アングルはそろえた方がいい。
  • 撮影中に思ったことを覚えておくとよい。分類名をつけるのがオススメ。
  • 対象はかならず一つに絞ること。
  • 「しつこく撮る」ことに意味がある。アイディアのオリジナリティはいらない。


撮影する対象は、街歩きの最初の方15分ぐらいで見つけるわけですが、
もし、何を撮っていいか分からない場合は、

ブロック塀、室外機、階段、雨とい、住宅の門、パイロン、ポスト

の中から選ぶといいですよ。とのことでした。
アイディアのオリジナリティはいらないわけだからね。


という説明のあと、いよいよ渋谷の街歩きがスタート。
天気は雨が降りそうで降らない、曇り空。
この季節に街を歩くには、ちょうどいい天気です。


渋谷の駅の真ん前を出発するので、最初は繁華街。
まずは撮影する対象物を決めなくてはいけないのですが、
・・・ここでうかつに決めて、あとで住宅街に入ったときに対象が無くなっちゃったらどうしよう、
と不安に感じつつ、周りの人があっさり対象を決めるので、私も焦って決める。

よし、マンホールなら、どこに行っても存在するから被写体には困らないだろう。

ということで、マンホールに決定。

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適当にパシャパシャと撮る。
マンホールなんてそこいらじゅうにあるし、
「アングルは固定」「きれいな写真を撮ろうとしない」というルールなので、工夫の余地などもない。

・・・なんか、イマイチつまらないな・・・。


一緒に歩いている大山さんに、
「マンホールを撮っているんですけど、いっぱいありすぎて、なんかつまらない」と訴えてみる。

そしたら、
「もっと対象を絞ったほうがいいですよ。たとえば、『マンホールの塗装がはげている部分』」とか」
とのアドバイスをいただいたので、
「マンホールからさらにマニアックに絞ると言われてもなあ」
と戸惑いつつ、いろいろ考え、

マンホールは開けるからこそ意味がある。だから、
「マンホールの、開けるときに必要となる部分」
に注目することにしました。

そうすると、ちょっと見方が変わってくる。
まず、写真が寄りだす。

P7180070.jpgP7180071.jpg

P7180076.jpgP7180082.jpg

あと、好みのマンホール(の、開けるときに必要な部分)が出てくる。
私の好みは、開けられた形跡があるやつ。
P7180083.jpg
特に、壊れているものには「一体どんな経緯で壊れたんだ」とロマンを感じます。
好みじゃないのは、その逆。砂とかで埋まっちゃって使えなそうなやつ。

ちなみに、たくさんのマンホールを見ましたが、
マンホール界のトレンドは、
P7180076.jpg
この形のようです。
どんな器具を使って開けるんだろう?


対象を絞っていくつも見ていると、「お!?」と思うマンホールも出てきます。
面白かったのが

P7180178.jpg
マンホール自体がメッシュ状で、開けるんだったらどの穴使ってもいいじゃないかと思うけど、
ちゃんと「開けるときに必要となる部分」は別に作ってある。こだわり。

P7180125.jpg
なぜかガムテープでふさがれている。
まるで「開けるからこそ意味がある」というマンホールの存在を否定されているようだ。
名づけてマンホール殺人事件。

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高級住宅地にいくつか見受けられた、親切な指示付き。
なのだけど、いったいどこを「PULL」すればいいのか、素人には不明。
やはり、マンホールは素人が開けるようにはつくられないのだろう。
だとしたらこの親切は一体何なんだ。


撮影しながら歩いていると、途中、地元の人たちに
「これは一体何の集団なのですか?」と2回ぐらい聞かれる。

そりゃそうだ。
今回のワークショップは参加者が大体20人。
20人がまとまって移動して、みんなカメラを手に持って、
だけど撮っている対象がマンホールだったり、ゴミ箱だったりするからね・・・。

「街の中の、面白いものを撮っているサークルなんです」
と、適当なことを言ってごまかしてました。


そんなこんなで、マンホールの写真ばかり、だいたい300枚ぐらい撮って、2時間の街歩き終了。
途中でめっちゃかわいい猫をみたけど、ルールを守って撮影は我慢した。
見ているだけで楽しそうな住宅街も通ったけど、下ばかり見ていたからよくわかんなかった。

だけど、正直、
「自分が撮っているものが何なのかわからなくなる」
という境地までは達しなかったかなあ。
残念。

見本として見せてもらった、
「自分が撮っているものが何なのかわからなくなる」境地の写真は、
前回のワークショップで、道端の段差を埋めるステップ台を撮った人の写真で、
最初はステップ台を撮っていたんだけど、最後は土手とかを撮影してて、
「これも段差を埋めてるから『ステップ』です!」という境地に達したらしく、
そういうのが私にも起きて欲しかったんだけど。


街歩きの後は、撮った写真を見ながら、発表会です。
何を発表するのかというと、上で私が語ったマンホールのことなどを語るわけです。


写真を撮っているときに本人も気がつかないようなことも、
大山さんが
「好きな写真はどれ?」
「どういうのが一番好き?」
「好きなものに名前をつけるとしたら、何?」
ときっかけを作ってくれるので、
発表で喋りながら、「自分はこれが好きだったんだ」と気がつくことも多かったみたいです。


今回の参加者の皆さんが選んだ被写体は

玄関マット、排水溝、蛇口、壊れている角、自転車のハンドルとハンドルの先にあるもの、
地面の穴、斜面に置かれているものをまっすぐにしているつっかえ棒、物の足、
排水管の先、鍵穴、カーブミラー、電気メーター、ドアの取っ手、壁の穴、ゴミ箱、
隙間を埋めるために切り取られたタイル(あきらめないタイル)、自動販売機、蓋


「あきらめないタイル」の発表が面白くて、会場が一番盛り上がりました。
あきらめないタイルっているのは

P7180048.jpg
こういうのです。
彼女は、隙間ぎりぎりまで埋められたタイルを見て、
「職人のこだわり」を強く感じたのだそうです。
私は上の写真を
「このタイプの割には、『開ける部分』がきれいになっているな」
と思って撮ったので、職人のこだわりには気が付きませんでした。

他にも、同じものを見て同じような写真を撮って、まったく違うことを言い出す人がたくさんいるので面白かったです。
たとえば
P7180214.jpg
私は「マンホールが開いている!」と喜んで撮った写真ですが、
「蛇口」を被写体をしてた人は、
「蛇口だから撮ったけど、ホースがついている蛇口は邪道なので好きじゃない」
とのことでした。


なお、「開いているマンホールが素敵」とか、「ホースがついている蛇口は邪道」というのは、
2時間ひたすらそれを撮ってきた人だから感じるものなのであって、
他の人はそれを認めるしかないわけです。

というか、みんな一緒に歩いているから、素直に認められるのです。
私の写真は、
漠然とマンホールを撮っていた時から「開けるときに必要となる部分」に絞ったときあたりで、
「途中から良くなっていくのが面白い」とお褒めの言葉をいただきましたが、
それって

これが
P7180001.jpg

これに
P7180070.jpg

変わったあたりなのです。
普通「良くなった」ってわかんないよ!
これが、2時間一緒に歩いた結果というのでしょうか。


「自分が撮っているものが何なのかわからなくなる」境地はわからなかったけど、
最後のみんなの発表が面白かったし、
街を歩いて写真を撮るのも面白かったし(楽しかったんだよ!)、
結構楽しいイベントでした。
・・・人を選ぶイベントだとは思いますが。


人を選ぶイベントといえば、
この日、読売新聞の写真部の人がイベントの取材に来てたんだけど、
こんな、絵にも文章にもしにくいイベント、ホントに記事になるんだろうか・・・?
posted by ひんべえ at 22:34| 埼玉 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 夢の記憶(美術館のお話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

私は見習い猫ストーカー

猫好きとしてこれは外せないでしょう、ということで、
私は猫ストーカー」を見てきました。


猫さんがわんさか出てきます。
しかも、主演猫優(?)のタラオちゃん以外は、みんな普通に暮らしている猫さんたちらしい。

さすがにタラオちゃんの演技力はすごいな〜、と思ったけど、
普通の猫さんがいる絵もいい感じです。

映画はのっけから、猫ストーカーの最中のハルを映すのですが、
その映像が、ハンディカメラで撮っているみたいにブレブレで、
(例えが悪いけど、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたい)
その臨場感が、まるで自分も猫ストーカーをしているみたいに感じられました。

いいな。
あんなに猫さんがいる場所に住んでみたい。
谷根千に引っ越すか。

そういえば、以前デイリーポータルZで「オープン猫カフェ」を読んだ時に、
「夕焼けだんだん」のところのマンションに本気で住みたいと思いましたが、
映画でもちらっとここの階段とマンションが出てきました。

ちょっと気になったのは、映画に出てくる猫が、
毛がふっさふっさの子が多かったこと。
うちの周りと比べて明らかにふさふさ度が高い。
谷根千には、昔、ふさふさの毛をもつ伝説の猫でも存在したのでしょうか?


猫分が補給がなによりもうれしい映画ですが、もちろん人間の物語も語られます。
ちょっと怪しげな猫仙人やいんちき坊主とは仲がいいのに、
バイト先の人には一歩引いて接しているハル。

猫ストーカーをしている様子も、人間は全く目に入らず、猫だけを見ていて、
まるで猫の世界に入り込んでしまったみたい。

なんだけど、
ハルって写真撮ってばかりいるんだよね。

私は、ハルほど体を張って追いかけないから、
「見習い猫ストーカー」ぐらいのレベルじゃないかと思うんだけど、
やっぱり、まずはお近づきになって触ることが第一目標で、
写真を撮るのはそのあとだと思っています。
でも、ハルは、足もとにまとわりつく猫からちょっと離れて写真をバシバシ撮っていました。
その辺が、観察者っぽいというか、ストーカーってことなのかなあ。


ということを思ったので、見習い猫ストーカーとして、
『私は猫ストーカー』写真コンテスト」に応募する写真を選んでみました。

CA3A0036.JPG

「猫と仲良くなるテクニック」を駆使してお近づきになったネコもだちが、
私の足をギュッとしてくれているところを、上から激写。

ただ「猫さんに触れた」ってだけではなく、
「猫さんから触ってもらっている」というのが最大のポイント。
猫に抱きしめられているのですよ。
心が通じたような気がするのですよ。
私の勘違いかもしれないけど。
見習い猫ストーカーの至福のひと時です。

採用されるといいな。


ちなみに、カットだけだったらこっちのほうが好き。
川越の蔵造りの街並で撮ったら、なんだか時代がわからない写真になった。

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posted by ひんべえ at 00:14| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月15日

生まれいずる悩み

お手紙を書いたりする習慣がない私は、家に切手のストックがなく、
旅行の申込書などを郵送しなければいけない時は、
近所の郵便局に直接持って行きます。


で、その郵便局でいつも言われるのが

「記念切手でよろしいですか?」


いや、別に。
私としては、定価で送っていただく分には、普通の切手でも記念切手でも、どちらでもいいんだけど。

ただ、これはラブレターとか特別なお手紙とかではなく、
会社に申込書を送るという、極めて事務的なお手紙であり、
受け取った相手方は、どんな切手が貼られているなんて気にとめないと思われるのです。

しかも、郵便物を窓口に持って行った場合、
私はどんな切手が貼られたのか見ることはできないし。

それなのに、記念切手なんて使ってもったいなくない?
記念切手だって、せっかく「記念」として生まれてきたのに、
こんな事務的なお手紙に貼られては不本意ではないのか?
この場合、私ではなく、記念切手に
「この手紙に貼っていいですか?」と聞いていただきたい。


・・・
と、以上のことを悶々と考えるのですが、
窓口で
「それは切手に聞いてください」
と答えたら、ただのおかしな人になってしまうので、
一言
「はい」
と答えています。
毎回。


毎回記念切手を貼られるということは、
余っているんでしょうか。記念切手。


記念のはずなのに記念になれなかった、そんな不幸な切手をこれ以上生まないためにも、
素敵でちょっとスペシャルで、思わず手紙を書きたくなるような、
そんな出来事が世の中にたくさん起きるといのにね。
posted by ひんべえ at 23:29| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

緑苔に降りた白拍子の幻

先日の「アレフガルドに憧れてバスに乗る」の続き。

京都国際マンガミュージアムのイベントは午後スタート。
私は夜行バスで京都に乗り込んだので、早朝着。
時間があったので、午前中は京都観光をしていました。


まずは、気になっていたけど行かなかった、
京都駅近くの有名なラーメン屋「第一旭」へ。

朝6時だというのに結構な人。
10分ぐらいは並びました。
さすが繁盛店。

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「ネギ多め」で注文したらホントに盛りだくさんでやってきた。
味はあっさりとした醤油味で、なかなかおいしかったです。
ただ、やはり朝からラーメンはちょっと辛いので、もうやらないと思います。


おなかが満たされたところで、嵐山へ移動。

朝一番で人の少ない天竜寺に行って、のんびりお散歩をしてきました。

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主にお花をターゲットにして写真を撮る。
アジサイを撮るときの構図がとても難しいと思いました。
結局よいアイディアが思い浮かばないまま・・・。

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近くの野宮神社では、茅の輪くぐりの茅の輪がありました。

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ここはこじんまりしているけど苔のお庭があります。

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野宮神社から大河内山荘への道は、嵯峨野らしい竹の小道。

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人がいなくなった隙を見計らって、写真撮影。
私にとっては非日常的な風景です。


大河内山荘は、歴史ある庭園ではない(時代劇スターが作った庭園です)のと、
1,000円というお値段のせいか、全然人がいなかったので、のんびりできました。

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広い敷地に、いくつか建物が点在していて、
それぞれの建物から違う趣の庭が見れるようになっていました。

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私はこの、滴水庵が一番好き。

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ちょっと高い所にあるので、大乗閤や展望台からは京都の町が一望できました。


お抹茶とお菓子がいただけるので、のんびりした後は、
嵯峨野らしいひなびた山里を散策しながら、祇王寺へ。

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平家物語で「女のはかなきこと」を詠った祇王だから、ぜひ行ってみたかったのです。
苔庭もきれいだという話だし。

行ってみたら、猫ちゃん発見。
飼い猫で、結構なお年らしい。

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白拍子のお寺に白い猫なんて!と、
興奮気味に写真を撮ったのですが、
木立でちょっと暗いのと、猫さんが動くので、
ピンボケでロクな写真にならず・・・残念・・・。

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苔のお庭もきれいでしたが、やはり猫さんに会えたのが一番の収穫でした。


ここでタイムアップのため、嵯峨嵐山の駅に引き返す。

本当は、マンガミュージアムからそれほど離れていない
素夢子 古茶家」というカフェでのんびりランチでも・・・と思っていたけど、
思いのほか嵯峨野でのんびりしてしまったため、
まったくその時間が取れず。

しかも、偶然にも、これからマンガミュージアムで一緒に冒険するメンバーと嵯峨嵐山の駅で遭遇したため、
そのまま一緒にマンガミュージアムに直行。
壁に漫画家のサインがいっぱいあるカフェでお昼ごはんになりました。


で、そのままマンガミュージアムへ。無事に勇者を救出。


面白かったから気がつかなかったけど、
マンガミュージアムの中をぐるぐる歩いていたら結構疲れたので、
カフェで一休みをした後、
円山公園の近くにある園山大弓場でみんなで弓の練習。

P6280155.JPG

まったくの初めての人にも優しく教えてもらえます。
ま、「大」なのか?と聞かれれば甚だ疑問ではありますが・・・。

ただ、何も知らなかった私は、この座って練習するスタイルを
「狭いからかな?」と思っていましたが、
ここは江戸期に開設された当時から騎射の練習場だったから、こういうスタイルなのね。
大変失礼しました。


弓の方は、天性の運動神経の切れっぷりを発揮して、
弓を落とす、すっぽ抜けて上のほうに飛んでいく、など、散々でしたが、
なぜか一回だけ的にビシっと当てることができました。
・・・隣の的だったけど。


最後は、先斗町でお疲れ様会をしておしまい。

その日の深夜のバスに乗って関東に帰り、家に帰ってシャワーを浴びたらそのまま出勤でした。
京都ではずっと天気がよかったので、ちょっと日焼けをしたのか、
月曜日は体がほてっていたのが辛かったです。

深酒した次の日の出勤よりは、夜行日帰りの次の日の出勤の方が体が楽だということに気が付きました。
やっぱりお酒は毒なんだねえ。
posted by ひんべえ at 23:49| 埼玉 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

話し合い

仕事で、ちょっと用事があったのでいつもの営業さんに電話をかけたときのこと。


慣れない感じの若い女性が電話に出たので、
「○○様をお願いします」と言ったら、
「えーっと・・・
ごめんなさい。○○は話し合いをしていまして・・・」
と言われた。


一瞬頭の中に「???」が浮かんだけど、
要は打ち合わせで席を外しているんだと、納得。


いや、別に意味は全く違わないんだけどね〜。
ただ、なんとなく、
「話し合い」っていう言い方がちょっとうけた。


日本語って難しいな〜。
っていうか、ここで笑える感覚が「母国語」なんだろうな〜。
異文化を理解するためにこんな微妙な部分まで学ばないといけないとしたら、
バベルの塔を壊した神様も罪深いね。


あの人、最近配属された新人さんなのかな。
でも、良く考えたら、私の「○○様をお願いします」」っていうよりも、
日本語的には彼女の方が正解なんだよね。


あと一か月もすれば電話で緊張することもなくなると思うので、
ぜひとも新人さん(たぶん)には頑張ってほしいところです。
posted by ひんべえ at 22:37| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月05日

アレフガルドに憧れてバスに乗る

京都の平和を取り戻すため、4人は謎にあふれる迷宮に挑む。
しかし、冒険は図工室を脱出した時からすでに始まっていた・・・。

<上の翻訳>
以前参加した「廃校脱出シリーズ2 〜図工室からの脱出〜」のイベントで、
「こんどは京都でリアルRPGをやります」という案内を聞き、
ドラクエ3に心を震わせたファミっ子としては黙っていられず、
夜行バスに乗って京都のマンガミュージアムで行われた
参加型リアルRPG「ひきこもり勇者と4つの扉」に参加してきましたよ。
というおはなし。

RPGなので劇画調にしてみたけど、考えるのに疲れたぜ。無駄な労力。

そんな無駄な労力をかけたのは、
すでに「はてなブックマークニュース」でイベントの詳細が語られているからだったりする。
我々は写真撮影禁止だったけど、この記事は写真もたくさん掲載されているので、
どんなイベントだったか知りたい人は、読んでみてください。


すでに詳細な記事があるので細かいことは省くとして、
我々の冒険がどんなものだったかというと、
まず、「4人パーティで行う冒険」と言われたので4人で参加するはずだったのが、
急きょ仕事の都合がつかない人が出たために、3人になってしまうアクシデント発生。

3人でも冒険できるのだろうか・・・?とドキドキしながら受付に行ったら、
「おひとり1,500ゴールドです」といわれてちょっとテンションが上がる。
主催者はドラクエ派?

P6280152.jpg
1,500ゴールド払うと押してもらえる、冒険者のあかし。

だけど、次に行くべき場所が「はじまりの宿屋」。
ここでパーティ編成を行うのであれば、「ルイーダの酒場」もしくは「はじまりの酒場」がよかったなあ、
なんて言いながら歩いていたら・・・

いきなり、館内で迷う我々。宿屋はどこだ。

こんなことで大丈夫なんだろうか・・・。


一抹の不安を抱きつつも、なんとか宿屋に到着。
3人でも冒険はできるとのことなので、3人で先に進むことに。

まずは職業を選びます。
「戦士」「魔法使い」「盗賊」「漫画家」の4種類を、1人1種類選ぶことができます。
(3人の場合は、1人が2人分の働きをします。)
RPG的には、前衛キャラが1人というのがバランスが悪そうな気がしますが、
「漫画家」というのは、このマンガミュージアムという場所柄でしょうか。

私はその1人だけの前衛キャラ「戦士」になりました。


P6280154.jpg
(職業カード。クリアした後なので、いろいろ書いてあります。)
自分の職業を決めたら、その職業のカードを持ちます。
カードにはそれぞれの職業別に攻略のヒントが書かれているので、
冒険を始める前に、まずはみんなのカードをよく読んでみました。

うん、それだけでもだいたい全体の流れが想像できたような気がする。


それから先は、それほどつっかえることなく冒険を進められたと思います。
一度ケルベロスに倒されなければいけない、というのがちょっとわかりにくかったけど、
宿屋でヒントもらえたし。

前回の図工室からの脱出は、「脱出できてもがっかりしなくてもいいですよ」というスタンスだったせいか、
結構謎も難しかったけど、
今回は、子供も大人も楽しめて、基本的に全員脱出できる、というスタンスだったせいか、
悩む謎はほとんどありませんでした。

謎ときというより、小学校の頃の林間学校でやった、オリエンテーリングに近い感じだったかな。


あえて悩んだものと言えば、ドラゴンを倒すときに
「漫画家は、自分の選んだマンガの必殺技の載っているページを相手に見せると、
その技を繰り出すことが出来る」
という「ヒッサツワザ」という能力を使わなければならず、
その「マンガの必殺技」をなににしようか?というところ。
しかも、その必殺技が使われているページを探さなきゃいけないし。

この時点で、ドラゴンボールの棚はほとんど空っぽでした。
みんな、「カメハメハ」でドラゴンと戦ったのね・・・。
ドラゴンボールなら、適当に単行本を開けばカメハメハ打ってそうだからね。

我々パーティは、漫画家のこだわりにより
「ラッキーマン」の必殺技「ラッキークッキー突きー」でドラゴンと戦いました。
ドラゴン、一瞬悩んだけど、ちゃんと倒れてくれた。
よかった。
(念のために、「聖闘士星矢」の「ペガサス流星拳」も持ってたけど)


最後は、和室で漫画に囲まれてひきこもっている勇者を励ましておしまい。
勇者の部屋に入ったとたん、
「うわ、ホントにひきこもってる」
と口に出してしまったぐらいの引きこもりっぷりだったけど、
実は、この、勇者を励ます、というのが、特に謎やヒントなどもなく、
ドラゴンとの戦いのときから持ちっぱなしだった漫画でなんとなく解決してしまったのがちょっと消化不良。
「勇者を励ます」という漫画に条件はなにかあったのか?
それとも、「聖闘士星矢」について力説した私の説明でよかったのだろうか?
(ちなみに「聖闘士星矢」は読んだことがなかったので、適当に力説しました)


かくして、無事に勇者は引きこもりから脱することができました。
スムーズに進めたつもりだったけど、気がついたら2時間ぐらいたってました。
楽しかった。
林間学校の頃のオリエンテーリングを思い出して、満足。


最後にクリアの記念に1枚紙を貰ったのですが、そこには
「勇者がひきこもっていたこの数日の間に、京都にはまた謎めいた問題が起こっていた・・・」
とのことで、次回、
「わんぱく魔王と泣きむし勇者(仮)」が開催される予定のようです。

元ファミっ子や、子供のころオリエンテーリングを楽しみにしていた皆様、
ぜひ、次回の開催が実現されることを祈りましょう。
個人的には、次は剣と盾を持って戦いたい。


あと、会場になった京都国際マンガミュージアム、
500円で1日漫画が読み放題、なんだったら芝生に寝っころがってもいいよ、というスタンスがとても素敵でした。
近所に欲しい。
posted by ひんべえ at 23:19| 埼玉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 夢の記憶(美術館のお話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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