三宅島到着は午後2時ぐらいになるので、
この日は昼寝をしたり、三宅島温泉「ふるさとの湯」でのんびり温泉につかったりして過ごしました。
温泉つかりながら夕日を眺める。
旅行に行くと毎日夕日を見ることができて、うれしいです。
きれいな夕日を写真に撮りたいけど、お風呂だからな・・・、と思っていたら、
お風呂にカメラを持ち込んで夕日を撮影している人がいました。
いいのか?あれ?
次の日は3本ダイビング。
1本目はボートポイント、テング根。
ウミウシをいっぱい見ました。
(左)ちょっぴり灰かぶり状態のシンデレラウミウシ・・・と思いきや、ゾウゲイロウミウシ(紫)。違いがわからん。
(右)こっちはゾウゲイロウミウシの白。交接中。大きさが結構違うけど、いいの?
(左)キャラメルウミウシ。ドラマの最後の自白シーン?というロケーション。
(右)フリルがゴージャスなフチベニイロウミウシ。図鑑よりかなりゴージャスだけど、ギャル系なのか。
意外とかわいくないオトヒメウミウシ。平べったい。
ウミウシ以外。
(左)擬態が上手なクダヤギクモエビ。わかる?
(右)いつかその可憐さを再現してみたい、オオナガレカンザシ
2本目、3本目は三宅島の定番ポイント、大久保浜
ビーチだけどいろいろ見れて、好きなポイントです。
(左)どこにでもいるけど、大好きなキンギョハナダイのお子様
(右)小さくてシャイなハナタツ(旧タツノオトシゴ)
モヒカンが立派なコケギンポ
ここでもウミウシシリーズ。
(左)ちゃんととれば綺麗な、サキシマミノウミウシ
(右)ファンキーなセンテンイロウミウシ
(左)ヤッコエイを上手く写真に撮ろうと悪戦苦闘。
(右)イロカエルアンコウ。通称イロケロ。
壁際のウミウシ探しをガイドさんに任せ、のんびり泳いでいたら、
突然目の前に現れた、自分の体ぐらいある大きさの影。
激しく動き回るその影に
「この深度でこの暴れっぷりでこれだけ大きさのサメに出会ったらヤバイかも」
とビビりながら恐る恐る見ると・・・
なんと、それは2頭の若いイルカ!
2頭でじゃれあいながら、あっという間に目の前を去っていきました。
ダイビング中にイルカに会うのは初めて。
しかも、まったく期待してなかった三宅島で。
レギュレータをくわえたまま「イルカ!イルカ!」と叫んでました。
呼ばれたガイドさん、しっぽしか見ていなかったらしく、
「何がいたの?」とスレートを渡されたので、「イルカ」と書いて教えてあげたら、
「ホントに!!!」ってガイドさんも叫んでた。
上がってからも実はガイドさんが一番興奮してたかも。
大久保浜でイルカが出たなんて、今まで聞いたことがないって。
写真、お店のログにも採用されました。
一方の私は、ほら、私は御蔵島でたくさんイルカさんと遊んだあとで、
あの大きさのサメだったら、それはそれで面白かったかも、と、思わなくはない。
いやいや、もちろん、私も初めての水中イルカに大興奮。
御蔵島ではバブルリングを見たし、イルカ運に恵まれた今回の旅行。
イルカさんとのご縁は大事にしたいです。
しばらくその場で、「イルカちゃん帰ってこないかな〜」と待っていたけどその気配はなし。
待っている最中にカメを見たけど、みんな反応が薄い(笑)
3本目は、他のお店のお客さんと大人数でダイビング。
「そのかわり、明日はマンツーで潜りましょうね」
といわれ、のんびり潜ることにする。
もちろんイルカさんとの再会が気になるので、
中層が気になって気になって仕方がない。
このダイビングではウミウシの写真を撮りませんでした。
エントリー直後、寝ているカメを発見。
結構近づいても、逃げなかったので写真を撮っていたら、
なんと右手がないことを発見。
この子はもう4シーズンも頑張って生きているそうです。
泳ぎもぎこちなくて速くないんだけど、
頑張ってこのあとも長生きしてほしいです。
中層ばかり気になるので、カンパチが目に入る
あとは、ちっちゃいクマノミ。
このサイズのクマノミが一番かわいいと思う。
次の日のマンツーに期待していたけど、
次の日はあえなく台風でダイビング中止・・・。
この日の夕方、こんなに空はきれいだったのに、
台風は恐ろしいものです。
夏に行くからいけないんだろうけど、
今度こそ、台風の影響がない三宅島でたっぷり潜りたいな。
すごいラッキーじゃないですか。
参りました!
ガイドさんすら予想していなかったラッキーな出会いでした。
いや、小笠原の水中イルカも超うらやましいっす。