2011年09月06日

They say it was in India

母のおともでインド旅行に行ってきました。
「なんでインドなんか行くの?」とたくさん聞かれたけど、私は知らない。
ただ、「インドははまる人ははまるし、イヤな人は二度と行きたくないと言う」と言われるのには納得。
どちらかというと、人混みが苦手な私は後者。
圧倒的な人間と動物の物量と迫力と、その他もろもろに気押されて帰ってきました。


母と一緒の旅行なので、今回はツアーもツアーを利用。
食事まで全部ついている自由行動なしのプランでした。
6日間でタージマハルとガンジス河を見るという、忙しい日程。
インド旅行にしては短い日程だったけど、お腹を壊さず無事に帰ってくるには、
これぐらいが限界だったかな・・・。


初日はデリーの空港に到着して、そのままホテルへ行くだけで終了。
早速、現地ガイドさんから、
「毎日バナナを食べればお腹を壊さない」
「インドの水は絶対だめ。歯磨きにも使ってはダメ。生野菜もダメ。フルーツはカットしていないものだけ」
との注意を受けました。

彼はそのほかにも「夜にラッシー飲むと風邪をひく」とか、食べ物には結構うるさかった。
医食同源のカレーの国、インドらしいといえばインドらしいか。

次の日は朝早く起きて、クトゥ・ミナールへ。

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朝が早すぎたおかげで他に人がなく、物売りもいないので快適に観光できました。


そのあと、国内線に乗って仏教の聖地サルナートへ。
昨年デリーに新しい空港が誕生してから、航空機の遅れは少なくなったとガイドさんが言っていたけど、
その言葉どおり、飛行機は定刻で出発。インドなのに。

信心深いスリランカ人により、お釈迦様が初めて説法をした地に建てられた寺院。
お寺の建物は新しいから特筆すべき点はないけど、日本人画家による壁画が有名。
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仏教の聖地ということで、しっかりお祈りしてきました。
考古学博物館では、奥にあった「初転法輪像」が本当に美しくて、
有名なアショーカ王石柱柱頭部より印象に残りました。
見る角度によって、微笑んでいるようだったり悲しんでいるようだったり。
顔立ちは町でよく見るインド人のそれだったので、
そんなところで、仏教はインドから生まれたのだな、と実感したのでした。


そしてさらに、この日はヒンズー教の聖地ガンジス河へ。

ガンジス河付近は道が狭く、車が入れません。
ということで、ドキドキインド待ち歩きです。

今まではただ車の中から眺めておびえていただけだったのに。
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ガイドさんとはぐれないように頑張って移動。

当然のごとく牛もいる。
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朝歩いた時、道路ですごい勢いで吠えてて、現地の人も距離をとっていたのが怖かった。
インドで、牛に襲われる人っていないのだろうか・・・。

動画を撮ってみた。



この日の夕方にガンジス河に行ったのは、ヒンズー教の儀式「プージャ」を見るためだったのですが、
雨季によりガンジス河が増水、ガート(沐浴場)の階段が河の中に沈んでしまい、イメージとは違うガンジス河のほとり。

道路からすぐガンジス。川沿いのガートは全部水の中。
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↑願い事をしてガンジス河に流すというお供え物。
願いがかなったらお礼まいりをしなければならないとのことだったので、流さず。

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ガートが水に沈んだので、上の台で儀式をするんだけど、見えない・・・。
でも人は集まる。

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プージャが始まるのを待っている間、額に赤い染料をつけてまわっている人。せっかくだからつけてもらった。

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ずっと待ってた儀式がやっと始まったけど、やっぱり見えない・・・。

イメージしていたガンジス河の風景と違うので、とぼとぼと帰る。
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しかし人が多いので油断ならない。


次の日の朝、早起きしてもう一回ガンジス河へ。
本来の予定は、ガンジス河でボートに乗りながら沐浴風景を見ることだったのですが、
ガンジス河の水位が高すぎてボート出ず。

ガンジス河の朝日を撮った動画でもわかりますが、
ガンジス河流れ早すぎ。
沐浴危険。流されちゃうよ。

ということで、前日と同じような河のほとりで、しばらく沐浴を見学。
雨季でなければ大勢が沐浴しているものらしい。
雨季は流れがない、端のほうでしか沐浴できないから、人数が少なかったけど、
みんな器用に服を脱ぐ(学校のプールの時間みたい)のを感心して眺めてました。

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そして、ガンジス河近くの路上のチャイ屋で、「ミルクだけ」という特別オーダーでチャイを飲む。
おいしかった。インドで飲んだチャイで一番おいしかったかも。

ガンジス河観光の後は、ベナレスの町にあるシヴァ神のお寺を見学。
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信仰厚い寺院のようで、
建物に入るときに、敷居?に手をついたりするお祈りのマナーや、敷地内でヨガをしている人など、
遺跡と違って現地の信仰の一端を見た感じです。


観光が終わってしばらくだらだらした後、今回の旅の一番の難所と思われる、夜行列車でアグラまで移動。

駅についたら真っ暗だったのでビビりまくる。
なんか停電だったらしい。
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この列車に乗りました。
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寝台車に売りに来るチャイ屋。他もお弁当とか、いろいろ売りに来た。
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しかし、お弁当を食べた後の残りをどうするのかと、
同じく残りを持って歩いていたインド人についていったら、
車両の連結部分にぽいっとして、「ここだよ」と教えてくれた。
さすがインドクオリティ・・・(でも朝見たら一応片付いていた)。

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寝台はこんな感じ。疲れていたし、船でこういうのは慣れているのでぐっすり。

「インドの列車はしばしば遅れる」とガイドブックにも書いてあって、
どれだけ遅れるのだろうと思っていたんだけど、
意外にも到着は定刻通り。
ところが、下車前に「駅のホームが開いてない」という理由で1時間以上待たされる・・・。
ホームで何時間も待たされるよりはましだけどさ・・・。

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やっとこ駅に到着。


アグラは、なんといってもタージマハルで有名。

どどーん、と。
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あいにく曇り空で、「青空に輝くタージマハル」というわけにはいかず。

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タージマハルはまわりの門もゴージャスです。

この日は土曜日で、しかもヒンズー教もイスラム教もお祭りの期間だったらしく、
国内旅行を楽しむインド人が大勢タージマハルに来ていました。

なんか視線をかんじるな〜と思っていたんだけど、
どうやら、彼らは「タージマハルを見に来ている外国人」という写真を撮っている模様。
お祭りで田舎から出てきたインド人的に、まだまだ外人は珍しいらしい。

私も「写真撮ってくれ」みたいなことを言われたので、「シャッターを押して、という意味かな?」と思って「Yes」といったら、
並んで一緒に写ってくれと頼まれたらしく。
ただ、その様子を見ていた母が、私がインド人に取り囲まれたのを見て
「スリの集団だ!」
と血相を変えて飛んできて、その場から逃げてきてしまった。
彼らも苦笑いしてたけど、本当のところはどうだったのかな。

写真を撮るふりをしてスリをする集団もいるらしいからな。
でも、まわりのみんなを疑って歩くのは本当に疲れるな。

タージマハルの次は、ムガール帝国の城、アグラ城。

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天気のせいかもしれないけど、個人的にはこっちのほうが好み。

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ガイドさんが一生懸命「象の形」と言っていたけど、わからなかった。
象をデザインする、感覚が違うんかな。

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アグラ城から眺めるタージマハル

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真ん中の建物で王様が演説すると、庭中に響いたという謁見の間


この日のお昼ご飯は、ホテルの食堂ではなく街中のレストラン。
宮廷料理らしい。
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スパイス入りのラッシー。
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お昼ご飯を食べた後は、アクバル帝がほんの少しだけ遷都したファーテープル・シクリの観光。
ところが、ここで大雨。
ここまで幸いにも、雨らしい雨には降られていなかったのに・・・。
まあ、同じムガール王朝なので、作りはアグラ城に似てます。


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みんな雨宿り。インド人って傘を持たないのだろうか?
ここでも、観光中のインド人(格好はキレイ)の子どもにものをせがまれる。なんか悲しい。

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これはプライベート用の謁見室。
上で話している内容が、下の警備員などには聞こえない作りになっているそうだ。
それで警備と内緒話を両立していたらしい。
不思議。

ここでこの日の観光は終了。


最終日、アグラからデリーにバスで戻る。
途中、バスが動かなくなるというアクシデントに見舞われつつ・・・

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インドのバス。運転席と客席は完全にわかれている。

お土産屋にいけなくなったけど、何とか観光の時間は確保
フマユーン廟
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デリーの観光地にたくさんいたリス。
初日のクトゥ・ミナールでは寄ってきたのに、他の場所では全然ダメ。
クトゥ・ミナールのリスが特別に人懐っこいのか、朝早くて人が少ないのがよかったのか。



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やはり多いインド人観光客。
お祭りの時期だから女性はみんなキレイなサリーで着飾っていて、見ているだけでも楽しいです。
この時期に来て数少ない、いいこと。

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デリー市内。みんなボートで遊んでいるけど、その池せまくないか?


大盛況の遊園地。観覧車のスピードが速すぎる気がするけど・・・(観覧車じゃないの?)。

最初に着いたのはデリーだったけど、夜着いて朝早く出てしまい、町の雰囲気はわからず。
そのあと、ベナレス、アグラと見て、最後にデリーをゆっくり見てみると、
さすが首都。活気が違います。
お祭りで人出が多いから余計にそう感じたのかもしれないけど。

着飾った人が行きかう一方で、信号が赤のときに子どもに物乞いをさせる母親とか、
そういうのが増えたのもデリー。

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写真は、赤信号でとまった給水車のバルブを勝手に開けて水浴びをしている兄弟。
たくましいというかなんというか・・・。

言い出しっぺの母も「心身ともに最も疲れた旅」と言ったインド。
旅行に行ったのに写真に撮られたり、珍しい体験もいろいろしたけど、
旅行するには、こちら側のパワーも必要なところでした。
posted by ひんべえ at 00:26| 埼玉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは羨ましい。。。
また行きたい。。。
けどカレーは食べたくない。。。

電車待たされますよねぇ
僕も"soon"といわれて1時間くらい

僕もデリーには夜に着いたのですが、
それはもう大変な目にあいました。。。
Posted by いっちゃ at 2011年09月06日 11:42
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